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ガッツへの想い

 テレビ東京の深夜番組「モヤさま」の「落合南長崎編」で、好きな選手は加倉井と南村だという巨人狂の八百屋のおじさんと、同じく巨人狂の三村がそろって今年のMVPに指名したのはガッツだった。「ジャイアンツは小笠原が来てから変わったよねえ」。三村がしみじみと言っていた。巨人ファンから見た小笠原の現在のポジションってそんな感じなのだろうか。
 移籍後のガッツはほとんどモニターしていない。そもそも巨人が試合をしているときは、だいたいファイターズも試合をしている。したがって、巨人の野球を真剣に見るのはファイターズとの交流戦のときぐらいだ。それに、ファイターズのガッツは大好きだったが、ガッツ個人のファンというわけではないわけだし。阪神へ行った片岡や下柳と同じだ。あるいは、おかわり君のファンだが、西武のファンではない、というのとも同じ。イチローは好きだがマリナーズには何の関心もないというのも同じ。もういいか。
 07年の札幌ドームにおける交流戦で起こったガッツへのブーイングは物議をかもした。個人的には、あのブーイングは当然だと思う。だってガッツはファイターズを捨てた男なのだから。どんなに良心的に解釈したって、ガッツがファイターズを捨てたのは紛れもない事実だ。  
 ブーイングというのは日本人には合わないと常々思っている。なんか無理がある。今シーズン、松坂がフェンウェイパークでブーイングを浴びていたが、あれは日本人にはない感覚だ。日本ではKOされた味方のピッチャーにブーイングなど決して浴びせないだろう。いや、阪神ならあるか。ブーイングよりもっときつい野次が。
 だが、札幌ドームでのガッツへのブーイングは、ガッツに対する愛憎、捨てられた恨みと哀しみ、巨人というチームを選択したガッツの生き方、ガッツの実力、などのファンの想いが噴出した魂の切ない叫びともいうべきブーイングだった。その点で、日本では稀有の、極めて正しいブーイングだったと思う。
 あれからずいぶんと時間が経った。以来、札幌ドームでガッツに対してブーイングが起きたことはない。少なくとも今は敵の主軸ということ以外にファイターズファンはガッツに特別な感慨を持っていないのでは。
 ガッツとのこの距離感は、ヤクルトファンと現在のキャプテン稲葉との距離感と同じようなものだと思う。うちの息子はガッツがファイターズにいたことすら知らない。
 
        

テーマ : 北海道日本ハムファイターズ - ジャンル : スポーツ

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