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アヤックスと北海道日本ハムファイターズ

 オランダサッカーリーグ、エールディビジの強豪チームであるアヤックスは、選手の育成に優れたチームとして知られている。
 経済基盤の弱いアヤックスが、資金豊富なイタリア、イギリス、スペインなどのビッグクラブと対抗するためには育成に頼らざるを得ないというのが実情であろう。
 いずれにしろ、アヤックスは選手育成に力を注ぎ、結果的に何度となく欧州のお金持ちクラブを撃破してヨーロッパチャンピオンの座についている。
 サッカーファン以外でも名前は聞いたことがあるだろうアヤックス育ちのスーパースターには、FWだけでもヨハン・クライフ、ファン・バステン、ベルカンプ、クライファートなどの名前がすぐに挙がる。現役バリバリではファン・デル・サール、ハイティンハ、セードルフ、ファン・デル・ファールト、スナイデル、ニヘル・デ・ヨング、マドゥロ、バベルなどがアヤックス出身だ。
 アヤックスで育った選手たちは例外なくプレミア、セリエA、リーガ・エスパニョーラなどのお金持ちクラブへ移籍していく。近年は欧州サッカー界のマネーゲームが過熱して、この流れは一層加速している。アヤックスが欧州タイトルから遠ざかっている一つの原因だろう。
 パ・リーグの強豪チームである、北海道日本ハムファイターズ、事情がアヤックスに酷似している。セ・リーグ人気球団のような強固な経済基盤を持たないファイターズは、生え抜き選手の育成に重点を入れざるを得ない。
 こうした生え抜きの若手のうち、投手に注目すると、吉川、糸数、金森の3人は間違いなく来シーズンに大ブレイクするだろう。ファンの中には、吉川はブレイク済み、という意見もあるとは思うが。
 今シーズンのこれら若手投手の成長は小林繁コーチの力が大きいと思う。CSでの糸数の投球を見ながらそんなことを感じた。あの日の糸数は、現役時代の小林を彷彿とさせる投球だった。もちろんフォームは違うのだが、リズム、体の使い方が小林に酷似しているように思えた。金森の場合はあの気迫。恐れることなく王の内角を攻めていた小林の気迫と共通するものがある。
「空白の1日」で阪神に移籍した小林は、当時、野村克也などが中心になって作り上げていた情報分析に基づく緻密な関西野球に出会って衝撃を受けたそうだ。
 その関西野球の正当な継承者である梨田と反骨の男、小林繁のコンビは、ファイターズ野球の重要な一つの側面である。このファイターズ野球がどこまで通用するのか。それも日本シリーズの見所だ。

        

テーマ : 北海道日本ハムファイターズ - ジャンル : スポーツ

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