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日韓戦のブーイング

 CNNとBBCは、ずっとチリ落盤の救出作業現場からの生中継。1人目救出の数時間前から延々とライブ映像を流していた。その間、NHKはずっと国会中継。地上波とBSで同じ映像を流していた。チリの落盤事故は、世界的には大きな奇跡だが、日本人にはまったく関係ない出来事。日本人、埋まってないから。だからNHKの態度は、国営放送としては賢明な措置だ。当方はこういうときのために受信料を払っていないからまるで腹が立たない。
 さて、プロ野球はエアポケットに落ち込んだような空白の時期。仕方がないのできのうはサッカー観戦。新しい監督になって魔法がかけられた日本代表が韓国相手にどのような戦いをするのか楽しみだったが、がっかりな結末。魔法なんかかかってないじゃん。メディアはザッケローニに配慮して「完全アウェーでドロー」的「がんばったね」ニュアンスで報道しているが、「ザックもお手上げ!相変わらずの決定力不足」という見出しが最も適当ではないか。
 見ていて面白かったのは本田にボールが渡ったとき。必ずなにかをやらかす、という期待をファンに持たせる、輝きのあるプレーヤーだ。それからスタンドの盛り上がりもいかにも日韓戦という雰囲気でよかった。けれん味のない韓国サポーターのブーイングは心地よいほどだった。
 ネットをウロウロしていると、中国や韓国に対する過激な意見が多くて驚く。若い連中の大半は大日本帝国バンザイなの?と思うくらい。
 ところが、日本での日韓戦、あるいは中国との試合で日本人が敵にブーイングを浴びせることなど見たことがない。どちらが本当の日本人なのだろう。
 大学のとき、韓国からの留学生たちと仲良くなり、しょっちゅう遊んでいた。連中が口をそろえて言っていたのは「イマドキさ、韓国で反日なんて叫んでいるやつなんかいないよ。騒いでいるのは政治家とチンピラだけ」ということ。「イマドキ」というのは今から25年前の話。それが実情だと思う。その後、仕事などで会った韓国人や中国人もみんな似たようなことを言っていた。
 きのうのソウルのスタジアムでのブーイングは深い意味があるものではない。サッカーというゲームを楽しんでいる、という意思表示に過ぎない。日本人は日韓戦のとき、半世紀以上も前のことを負い目に感じて、ブーイングすら我慢しているが、それじゃあスポーツ観戦は楽しくない。政治とスポーツはまったく別物だし。ま、そういう心遣いというのは日本人独特の美徳ではあるのだが。
 韓国の過激な右翼的サポーターが反日的な横断幕を掲げていたらしいが、あれはイタいマイノリティー。事情は日本と同じだ。
 あ、1人目が救出された。アバロスだよ。8歳の息子がうれし泣きしてるよ。もらい泣きするねえ。奇跡が起きた瞬間だ。感動的にもほどがある。

今朝

        

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