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スピードスケート女子1000mの展望

夢の先

 北海道ではメジャーなのだが、国内的にはマイナー。でもオリンピックのときだけは日本中が注目する競技、といえば、スキーのジャンプとスピードスケートなどが代表格だろう。スピードスケートなんか、いくら世界記録を樹立しようが、W杯で勝とうが、オリンピックでメダルを獲得しないかぎり、日本国内ではまったく評価されない。スポーツに対する国民の関心が薄く、スポーツ文化の基盤が弱い国で競技を続けていくのは大変なことだと思われる。
 スピードスケート男子500mのメダル獲得に日本中が沸き返ったのはつい2日前のことだが、今日のスピードスケート男子1000mは国母と重なることもあり、あまり注目されていないようだ。ここが日本におけるマイナースポーツの哀しさ。
 さて本題。本来、スピードスケートはレースのスタート時刻が厳密に決まっている種目だ。出場する選手は自分の出番が何時何分かというのがわかっているので、そこにピークが来るように、準備段階から分刻みで調整していくそうである。なので、レーススケジュールが狂えば当然、選手のピークとスタート時刻もずれる。スピードスケートは1/100秒を争う種目なので、選手のピーキングもそれだけ繊細になるということだろう。
 バンクーバーのスピードスケートでは、スケートの盛んなカナダでは考えられないような不手際が目立つ。十勝の草レースの運営にも劣るお粗末さだ。
 男子500mでこのあおりをまともに受けたのが及川佑、韓国のイ・カンソク、イ・ギュヒョクの3人だろう。製氷作業のトラブルによりレースが遅延した結果、この3人の実力者はピークを修正できず惨敗した。繊細な調整が裏目に出て、実力者が脱落する一方で、この混乱状態の恩恵を受けたのが韓国のモ・テボムといえよう。
 モ・テボムは1000mでも無敵のシャニー・デービスに僅差の銀を獲得した。勢いというのは恐ろしい。
 1000m男子は池田町の長島を筆頭に、大樹町の杉森、音更町の小原、そして帯広出身の羽賀と代表の4人全員が十勝の人間という、地元には堪えられない贅沢なレースとなった。
 結果は予想どおり。長島はまたもやトラブルに見舞われたが、たとえ絶好調でも長島は1000では勝てない。
 スピードスケートの500mと1000mの関係は陸上競技の100mと200mの関係と同じように思えるが、スケートの1000mはどちらかというとスタミナのウエイトが大きい種目だ。陸上競技でいえば400mに近い。スプリンターの長島にとっては専門外。杉森、小原、羽賀と世界との差も大きい。
 でも大丈夫。明日の1000m女子では500m男子で実現しなかった日本の表彰台独占が現実となる。
 ここまでの「ベスト美しい涙」は上村愛子と小平奈緒の「美しき敗者の涙」だ。だが、明日は小平奈緒のダイヤモンドの粒のように美しい「勝利の涙」を見られる。
 金メダルは、1000mで世界トップレベルの実力と美貌を誇る小平奈緒と、若さの一発を狙う無欲の札内中学3年2組出席番号16番の高木美帆との一騎打ち。好調の吉井小百合が銅。
 明日は「ジャパニーズ・ビューティー」の華麗な競演に世界中が衝撃を受けることになる。なんも言えねえ。

        

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