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十勝清水サイコロステーキ鶏卵丼 PART2

 少→多、あるいは小→大という方向への情報って流れにくいから、都会の人間は地方の過疎化の実情をほとんど知らないだろう。
 北海道の地方都市の寂れ具合はすごい。風が吹いて砂ぼこりが舞い、枯れ草のかたまりがコロコロ転がる、人の気配のない町が西部劇にはよく出てくるが、北海道の地方都市はあんな感じになっている。
 そうした地域に住む人々にとって「地域活性化」というのは最後の希望だ。なんとか自分の町に昔の活気を取り戻したい、観光客がたくさん来て、どんどんお金を使ってくれるような町にしたい。これは地域の人間の切実な想いだろう。
 地域活性化の取り組みに欠かせないのが、国からの補助金だ。いくら「町おこし」をしようにも、先立つものがなければ何もできない。
「エコ関連」と「地域活性化関連」の予算は国民ウケがいいので、比較的、認められやすいようだ。そうした国の予算がさまざまな「補助金」という名目で北海道の地方自治体にも降りてくる。「町おこしにどうぞ使ってくださいね。そのかわり選挙のときは頼みますよ」というわけだ。
 さて、その補助金をどう使おうかと自治体が思案しているところへ「ええ話がありまっせ」と擦り寄ってくるのが「町おこし」のイベント屋だ。彼らの狙いは言うまでもなく地方自治体が持っている国から交付された補助金。
 こうしたイベント屋のテクニックは単純。例えば「B級グルメ」「地産地消」「スローフード」「観光客誘致」といったキーワードを散りばめた宝石箱のような企画書を持った「仕掛け人」が演説をぶつだけ。
 田舎の役場というクローズドな環境で純粋培養された役人はこれでイチコロだ。「仕掛け人」なんて聞くと、なんか普通のお役所仕事では終わらない響きがある。なにかやってくれそうな感じ。あるいは「プロデューサー」って言葉にも弱い。
 これを「イベント屋」という言葉に変換すると少しニュアンスが変わってくるし、本質も見えてくると思うんだけど。
 北海道で大流行中の「新・ご当地グルメ」商法。さすが、リクルート。時代の流れを見事にとらえている。うまいところに目をつけたものだ。
「新・ご当地グルメ」のカラクリって、公共事業で儲けるゼネコンの図式をそのままスライドさせただけ。でも「町おこし」という大義名分があるので、誰も気づかない。成功したのか失敗したのかも曖昧なまま終わるし、国からの助成金はどんどん交付されるから食いぱっぐれはないし、田舎の人間はすぐに騙せるし。
 企画だけ出してコンサルタント料をせしめたら「あとは地域の熱意が成否を分ける」かなんか言っちゃって撤収するだけだ。ボロ儲けじゃん。

            清水らしく「サイコロステーキ鶏卵丼」

 サイコロステーキ鶏卵丼。この企画に税金は一円も使っていないのだろうか。国からの補助金を活用しているのなら、それは国民の血税。町の予算を使っているのなら、それは清水町民が納めた血税。税金をこんなものに使って、挙句の果てに失敗しましたは許されない。「町おこし」のために私財を投じて、というならいいが、もしも税金を使っているのなら失敗は絶対に許されない。
 大丈夫なのか?十勝清水サイコロステーキ鶏卵丼(略称・牛玉丼)。
 税金を使ってないなら、どうぞご自由に、だけど。
 それからこうした「町おこし」報道を聞くたびに疑問に思うんだけどさ、どうして「十勝」とか「北海道」とか「日本」とか「世界」とか、そういう枠組みの活動にならないんだろう。自分の町さえ元気になればそれでいいの?
 ちなみにリクルートが考案した我が帯広市の「新・ご当地グルメ」は「十勝おびひろ枝豆サラダ麺」だ。関係者は認めないだろうけど、これ大失敗に終わった。
 リクルートプレゼンツのこうした「新・ご当地グルメ」はリクルートの雑誌で大々的に宣伝される。だからなんだか成功気分になるんだよねえ。でも、雑誌掲載やなんやらの宣伝費も、リクルートに払うコンサルタント料に入っているはず。
 以上が、リクルートが展開する「新・ご当地グルメ」商法に対する私見。違う?

豚丼だとリクルートが儲からないから

        

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