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天は二物を与えず

 見た目と話し方に大きなギャップのある人がいる。ここでの「話し方」とは、声のトーン、話す内容を含めて、という意味。
 映画「アメリカン・グラフティ」には、主人公のリチャード・ドレイファスが若者たちのカリスマラジオDJであるウルフマン・ジャックに会いに行くという、見た目と声のギャップをモチーフにした印象的なシーンがある。
 25年前か、いつも車で流しっ放しにしていたFENの夜の番組でわめいていたウルフマン・ジャック本人が、たまたま観た「アメリカン・グラフティ」に出てきたときは少し感動してしまった。
 高校生のころは「オールナイトニッポン」を毎晩のように聞いていたが、午前3時からの2部で糸居五郎の声をよく聞いた。スノッブでビートの効いたドライブ感にあふれたDJだったが、本屋で雑誌を立ち読みしていて、糸居五郎の顔写真を見たときには心の底から驚いた。気取ったお兄さんだと勝手にイメージしていた糸居はしわしわ老人だったのである。
 プロ野球選手では長嶋茂雄。偉大なるプレーヤーにして、あの異様に甲高い声と和製英語というギャップ。このギャップが長嶋を神格化した一因だろう。
 具志堅用高もアグレッシブなボクシングと対象的な沖縄なまりのキンキン声、というギャップでボクシングファン以外からも人気があった。
 芸能界は見た目が重要な業界だ。見た目がマイナスになるような部分はなるべく表に出さないようにする。例えば、TOKIOの長瀬は世間の尺度では本当のバカなのだが、いわゆる「おバカキャラ」では売らない。本物なので誰も笑えず、長瀬のイメージに大きく傷がつくからだ。
 たまに素の状態でのインタビューなどを見ると、長瀬は質疑応答が一切できないようだ。致命的に頭が鈍いのだろう。だから台本のある宣伝関係以外で長瀬のインタビューはほとんど放送されない。
 だが長瀬は、歌えば「宙船」を中島みゆきから奪い、ドラマではアクの強い演技で視聴者を釘付けにする天才だからバカでも許されている。
 女優では小雪。透明な美貌の持ち主だが、インタビューなどの話し方はスカスカとした力のない高い声で、話す内容もなにか少しずれている。小雪がバラエティに出てこないのは、ちょっとそういう危うさがあるからではないか。小雪は見ているだけで、なにかハラハラしてしまう。
 上戸彩は、かわいい顔でドナルドダックのような耳障りな悪声、という典型的な「顔と声」のギャップがマイナスイメージのタレントだ。話す内容も、バラエティに出演している上戸を見ていると、頭が足りないのか紋切り型の退屈なコメントしかしない。上戸がタレントとして大成できないのはこのあたりが原因だろう。 
 黒木メイサもどうも怪しい。落ち着いたきれいな顔立ちだが、声のトーン、話し方、話す内容が、下品。黙っているときれいだが、話すと台無し、というパターンだ。黒木はずっと黙って妖艶に微笑んでいるほうがいいと思う。
 前から気になっているのがモーグルの上村愛子。見た目と声のギャップという点では堂々の金メダル。これから上村の声を聞くことが多くなると思うが、彼女の声を聞くたびに「天は二物を与えず」というフレーズが思い浮かんでしまう。
 上村の場合は「アスリートとしての資質」と「見た目」という大きな武器を与えられているので、あの声は大きなマイナスにはならないわけだが、ギャップは大きい。

何もない帯広の冬

        

テーマ : 北海道日本ハムファイターズ - ジャンル : スポーツ

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