スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
        

もう一つのプロ野球の楽しみ方

P9300028_convert_20091103192345.jpg
 息子が野球をするようになってから、試合の審判を引き受けることが多くなった。
 学生時代、自分が現役で野球をしていたときは、とかく審判というのは邪魔な存在だった。ミスジャッジをしても、こちらは絶対にクレームをつけてはいけない。審判は明らかなミスジャッジを犯しても、つらっとしている。ほんと、ストレスの対象。
 だが、自分がいざ審判をしてみると、審判の苦労がわかった。難しく、そして面白い。審判といっても大変なのは主審だけ。塁審、特に3塁の塁審はなにもやることがない。ヒマ。主審は1球ごとにジャッジするので忙しいのだ。
 ストライクゾーンが厳然と決まっているので、判定は簡単そうだが、実際は難しい。小学生のピッチャーは直球しか投げないのだが、それでも難しい。内角に来る球は近いからジャッジしやすいが、外角は悩む。その試合で最初に来る際どいアウトコースが、以後の基準となる。だが、その基準は、その主審だけの基準なのでストライクの判定は常にもめることになるのだろう。先日のイチローが退場した1球がまさにそう。あれはイチローと主審の、その日のストライクゾーンに対する見解の相違だ。高目は見やすいから簡単だが、低目は難しい。バッターのピッチャー側の足、つまり右バッターなら左足の膝の下部をかすめればストライクなのだが、話はそう簡単ではない。スピンをかけて伸びる球を投げてくる子もいれば、山なりの、蚊がとまるボールを投げる子もいる。山なりの場合は右バッターの左膝をかすめてキャッチャーの手前で力なくバウンドする。悩む。
 今シーズン、徹底されたのは、キャッチャーが捕球後にミットをストライクゾーンにかぶせた場合はボールと判定すべし、ということだ。講習会では「海外ではこれは卑怯な行為だという認識です。メジャーでは必ずボールになります」と説明していたが、ポサーダやバリテック当たりは普通にかぶせている。まあ、子供がボール球をストライクにしてもらおうと大きくミットを動かしているの姿は、なんか子供のくせに姑息、と感じてしまうけど。これも判断が微妙で、実際、子供の大会でも、この行為でボールと判定するケースは見受けられなかった。
 つらいのは2ストライクで見逃して、バッターの子がすがるような目でこちらを見てくるとき。同時にキャッチャーの子もすがってくるし、ピッチャーの子もすがってくる。
 それから判定に小声で「えっ」と言われたとき。審判の絶対条件は毅然とすべし、だが、「えっ」と言われる判定はジャッジしたこちらにも自信がないので、毅然としながらも頬がぴくつく。小学生の「えっ」に動揺する不惑のおじさん。
 塁審は楽ではあるが、進塁打などで見落としがないように、フォーメーションが決まっている。ライトへ打球が飛んだら一塁塁審がジャッジに走るので、2塁塁審がバッター走者の1塁触塁を確認しなければならないとか、けっこう複雑。
 審判を自分でやるようになってから、こうしたところも見えてきてプロ野球の楽しさがまた増した。でも、審判の動きってあまりテレビに映らないんだよな。
            
            

 まずはルールの勉強。この2冊は写真と図が豊富で子供といっしょに読める。。


          

テーマ : 北海道日本ハムファイターズ - ジャンル : スポーツ

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。