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石井一久、菊池雄星を語る

 多くのプロ野球選手は中学生ぐらいから学校の勉強を放棄して野球に専念するという生活を送ってきているだろう。かなり早い時期に一般社会からはドロップアウトしているわけだ。長嶋茂雄が立教の学生だったとき、同級生が持っていた英和辞典を見て「へー、世の中にはこんなに便利なものがあるんだ」と驚いた話は有名。もちろん高学歴のプロ野球選手もいるが、彼らは分別がつくようになってからあえてはみ出すわけだから、これはこれで凄味がある。
 つまり、プロ野球選手は日本の社会の中では稀有の特異なフィジカルエリートの集団であるということだ。彼らは「球団」という檻の中にいて、普段は大人しくプロ野球選手を演じている。だから一般社会の枠の中にいるわれわれファンはプロ野球選手も自分たちと同じ枠の中の人間だと思ってしまう。だが、球団の監視がたまに緩み、猛獣が檻の外に出てくることがある。
 西武の石井一久の契約更改はそんな感じだった。サインした後のインタビューをテレビで見たが、なんだか怖かった。なにをやらかすかわからないというオーラを全身から発していた。チームメイトになる菊池については「コメントを聞いていると、考え方は正反対。彼は野球道で僕はベースボール。邪魔したくないのであんまり接しない方がいい。野球は教えられないけど、ボンバーマンだったら教えられます」と答えていた。来季の去就については「どっちでもいいけど、何となく腐れ縁なので。マイケル・ジャクソン風に言うと『This is it』なのかも」だそうだ。
 ここ数年、落合とかイチローあたりのコメントを「深い」という言葉で理解完了という流れがあるが、みんなは本当に理解しているのだろうか。
 今回のこの石井のコメント、奥が深いとは思えない。単に何を言っているのかわからないだけだ。下手したら本人もわかってないかも。「これが石井流の教え方だ」とか「『ボンバーマンは教えるよ』と同じ左腕に石井流エール」とか「来季は引退をかけて臨む」などなど、新聞各紙は好き勝手なことを書いているが、これらはそれぞれの記者の解釈だ。ファンは例によってそれに乗るだけ。そしてファンは勝手に自分が理解できるプロ野球選手像を創りあげていくわけだ。
 ガタイがよくて髪はぼっさぼさで目はうつろ、口は半開きで薄ら笑いを終始浮かべているスーツ姿の石井のインタビューは「狂人の独白」にしか見えなかった。 
 解釈はいろいろだろうけど。

神のみぞ知る

        

テーマ : 北海道日本ハムファイターズ - ジャンル : スポーツ

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