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アンチ亀田は消滅した

 万策尽き果て、無残な姿で突進を繰り返すチャンプの周りを軽快なフットワークで風のように旋回する挑戦者。鮮やかな世代交代劇だった。正義の味方である内藤大助のボクシングは、ついに亀田興毅の洗練されたボクシングを崩すことはできなかった。おじさんは若さにはやはり勝てなかったのだ。
 白井義男に始まる日本のフライ級世界チャンピオンの系譜に名前を刻むにふさわしい若きチャンプが誕生した夜だった。
 今朝、ワイドショーに出演する亀田を見ていると、丁寧な口調で慎重に言葉を選んでインタビューに答えていた。愚直で素直で真摯な姿勢だ。これが亀田の本来の姿なのだろう。今までTBSが演出してきた亀田ストーリーは本人にとってはかなり負担だったのではないだろうか。そもそも礼節の国である日本で、亀田のような若者がビッグマウスを叩くという演出に無理があった。もっともアンチ亀田派はそれにまんまと乗せられてきたわけだが。
 亀田売出しの下敷きにはモハメド・アリがあるはずだが、アリは元がイカれた人間だから、ああした演出も映えた。亀田のような根がまともな感覚の人間にアリの真似をさせようとしたからTBSはこれだけ遠回りをする羽目になったのだ。
 昨夜の試合では、これまでの亀田戦のリングサイドに多く見られた暴力団風の観客をすべて排除し、亀田史郎を一切映さないなど、若干の配慮が見られたが、それでもまだ視聴者がうんざりしている「亀田物語」の過剰演出はいたるところに残っていた。
 一連の亀田ストーリーを描いているTBSの担当者は相当に頭が悪いようだ。
 昨夜のタイトルマッチは内藤の敗北であり、30代のおじさん世代の敗北であり、アンチ亀田派の敗北でもある。「TBSが作ったチャンプ」「レベルの低いタイトルマッチ」という声がアンチ亀田派からは聞こえてくるが、こうした声は今や負け犬の遠吠えになってしまった。もうアンチ亀田派の存在理由がなくなってしまったからだ。
 亀田は、TBSの絵図に乗って安易で性急な3階級制覇など目指さず、まずは伝統のフライ級で防衛を重ねてもらいたい。そして3階級目のベルトはファイティング原田と同じ黄金のバンタム級に挑んでもらいたい。相手はもちろん長谷川だ。
 元アンチ亀田のボクシングファンはそんな夢を若き世界チャンプに託す。
 ところでTBSの中継はツッコミどころ満載だった。リングアナで登場した「ルーキーズ」のキャプテンはセリフをまったく覚えてなくてメモ用紙を棒読みしているにも関わらず「世界フライト級」と言っていた。あいつ、頭悪いな。 
 あとはゲストで出ていたくりぃむ上田。ボクシング好きなんて初めて聞いた。最近、鶴太郎がいなくなってボクシング芸人は過渡期だから賢い選択だ。でも年が明けてW杯が近づいてきてもサッカー芸人に転向したりするなよな。

おめでもー

        

テーマ : ボクシング - ジャンル : スポーツ

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