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堕ちたエース

 帯広は乳白色の霧に包まれた幻想的な大晦日の朝だった。うんざりしながら2日連続の雪かきをした人も多いことだろう。疲れた。
 ダルビッシュのように才能に恵まれながらも努力を惜しまない選手を応援できることはファン冥利に尽きるが、一方で堕ちていく選手の人生模様も興味深い。
 2004年、移転元年のスタメンのうち、野手で現在もファイターズに残っているのは、坪井、高橋信二、金子の3人だけ。先発ローテーションは金村―ミラバル―正田―ガンちゃん、入来、江尻、押本が基本だった。
 00男・ミラバルは開幕投手も務めた優秀な助っ人だった。‘04年は2ケタ勝利を挙げてローテ2番手の仕事をきっちりと果たしたが、‘05年、突然の大不振に陥り解雇。消息は不明だ。
 ローテ3番手の正田は夏の甲子園の優勝投手でドラフト1位。3年目の‘02年には新人王を獲得というエリートコースを歩んだ。歯車が狂いさえしなければ、この正田が今のファイターズの不動のエースになっていたかもしれない。正田は移転元年の‘04年に8勝をマークしたが、その後、ぷっつりと勝てなくなり、阪神へ売り飛ばされた。だが、阪神でもいいところがなく‘09シーズンは台湾プロ野球へ落ちて行った。台湾ではローテーションを守り最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得したようだが来シーズンのことは未定のようだ。正田は立派なホームページを持っていて、ブログもほぼ毎日更新している。元エリート投手が綴るこのブログは苦悩に満ちた暗く陰鬱なトーンに彩られている。
 移転元年のファイターズでは打の主軸が小笠原、エースは金村だった。
 金村はピッチャーとしてのピークと北海道移転が重なったこともあり、北海道の新しいファンに強いイメージを残した選手だ。‘04年、‘05年と連続して13勝をマークし、新生ファイターズ不動のエースとして君臨した。
 だが、ファイターズが黄金時代を迎えた‘06年を境にして、皮肉にも金村の成績は急激に下降していく。
 今にして思えば、日本シリーズの涙の登板がエース金村最後の晴れ姿だった。
‘06年、金村が9勝に終わる一方で、2年目のダルビッシュが12勝、‘07年は金村がわずか5勝に対してダルビッシュは15勝を挙げてMVPを獲得した。残酷なコントラストを見せて、ファイターズのエースは世代交代した。
 エースの座を陥落した金村は功績を認められることなく、さっさとお払い箱になり、阪神へ売られた。
 阪神へ移籍した金村は、パ・リーグの元エースということで期待を持たれたが、2シーズンでわずか1勝。中継ぎ降格という屈辱的な扱いを受けている。ファイターズ時代、舌禍事件を起こしたほどの自信家である金村の「エースのプライド」はずたずたに引き裂かれていることだろう。同じくファイターズから阪神へ行った下柳とは完全に明暗が分かれた。
‘10年は、元エースにとって選手生命を賭けた1年となる。

白い朝

※これをもちまして本年最後のエントリーとさせていただきます。にほんブログ村、人気ブログランキングへの応援、誠にありがとうございました。
 おかげさまでブログ村のファイターズ部門は現在6位になりました。
 ここから上位へ食い込むには、互助会的な組織票が必要なのかも知れませんが、来年は善良なファイターズファンが眉をしかめるようなことをもっともっと書いて1位を目指します。
 皆様、良いお年を。

        
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天才の系譜

 北海道の子供の冬休みは長い。クリスマス前後から1月第3週まで、ずっと休みだ。小4の娘と小3の息子はヒマを持て余し、毎日、小学校のリンクへスケートを滑りに行っている。親は雪が降るたびに、スケートリンクの除雪に駆りだされる。
 十勝の冬は寒い。雪よりも氷。「北国の冬」は雪のイメージが強いが、雪が降るうちはまだまだ暖かい。十勝の冬は凍りつくのだ。だから、冬になればスケートをやるしかない。ブラジルの囚人がやむなくカポエイラをしていたのと同じ図式である。他に娯楽がないので、子供たちはひたすらスケートを滑るのだ。十勝の子供たちは誰でも2歳か3歳でスケートを始める。例外なく、だ。
 このような土壌にある十勝のスピードスケートは世界でもトップレベルである。日本の場合、サッカー王国といえば静岡、野球といえば北海道だが、十勝のスピードスケートはそんな低いレベルではない。相手は世界だ。
 十勝では冬になると毎週末、小学生から社会人までの各カテゴリーでスピードスケートの公式大会が開催される。これがオリンピックへの入り口だ。セレクションは小学校1年生のときから始まる。
 その閉鎖的な地域性と偏向報道ぶりが「赤旗」や「聖教新聞」の比ではない、異色の地方紙「十勝毎日新聞」は大きなスペースを割いて、こうしたスケート大会の結果を報道する。有馬記念があろうと、高校サッカーがあろうと、メインは小学生のスケート大会だ。
 オリンピックに出場するような選手は小学校低学年のうちから頭角を現す。こうした子はシーズンのたびに、十勝毎日新聞にでかでかと写真が載るので、十勝の人間はなんとなく顔と名前を覚えてしまう。そういう子がやがてオリンピックに出るので、十勝の人間にしてみれば我が子を送り出すような感覚になる。
 バンクーバーが近づいてきた。スピードスケートのオリンピック代表選考も佳境を迎え、王国・十勝の選手たちは続々と代表の座を射止めている。
 帯広が生んだ世界のロケットスター・天才清水宏保が引退を決意した日に高木美帆という天才少女が彗星のように出現した。もちろん十勝の人間だ。彼女も小学生のころから図抜けた才能で、十勝毎日新聞のスポーツ欄にたびたび登場していた。まだ中学生。可憐な冬のヒロインの誕生だ。
 高木美帆の下の世代にも怪物は目白押し。たとえば、各種大会で年上の男子さえも上回るタイムを軽々とマークし、圧倒的な強さで勝ち続けている小4の女の子がいる。彼女は、才能がひしめく十勝の小学生の中でも、突出した天才の凄味を見せている。この女の子は2018年のオリンピックで世界に衝撃を与えるだろう。
 清水宏保が引退しても王国は揺るがない。

      代表選考会を大々的に報道する十勝毎日新聞
小中学生の大会も必要以上に大々的に報道


        

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横浜ベイスターズファンへ告ぐ

 北海道は距離的なこと、気候的なこと、ブラキストン線とかなんかの関係で、日本の大半に侵食している東京の文化とは隔絶された環境にある。そのため、東京とはまったく異なる独自の文化が確立されている。
 ローカル色の極めて強い北海道のテレビ局はその代表格だろう。東京の人間は知らないだろうが、美人女子アナの宝庫でもある。ざまーみろ。
 個人的にはHBCの佐藤彩。札幌南から北大という、道産子のエリートコースをたどり、道内に就職した道民の鑑だ。おまけに女優を凌駕する美貌の持ち主。それからHTBの小野優子。こちらも札幌北から商大という道産子エリート。ちなみに小樽商大を樽商、帯広畜産大を帯畜と呼ぶのはダメ。そりゃいいが、気づいたら小野優子はもう30代後半だが、彼女の笑顔に屈服しないおじさんはいないだろう。道産子女子アナではこの2人が双璧であるし、北海道の放送局のレベルの高さを象徴している2人でもある。

佐藤
おのゆう

 そんな話はどうでもいい。道内ローカル局では、年末年始のこの時期、ファイターズ特番が目白押しだ。
 今日はSTV「ぞっこん!スポーツ 2009 年末スペシャル」。2時間半の長丁場だったが、その内容はまさに地方局ならではのユルさだった。
 全体の構成は、ダルビッシュのインタビューと全奪三振シーン、今年のファイターズのハイライトシーンが20分、11月のファンフェスティバルの様子を1時間、稲田直人「感謝の卒業式」を30分、コンサドーレの‘09シーズン回顧が5分、レラカムイ10秒、という偏りの激しい内容だった。道内のスポーツ情報番組を見ていていつも感じるのだが、せめてファイターズとコンサドーレの扱いは平等にしたらどうかと思う。レラカムイにしたって、メディア主導でもっと盛り上げるべきだろう。まあ、北海道は昔から野球の盛んな地域なのだが、せっかくの地元のプロチームは大切にするべきだ。なくなってから後悔しても手遅れなのだから。
 さて、「ぞっこん!」だが、基本的にはダラダラとした内容。ハム彦のダルビッシュインタビューもダラダラ、ファンフェスティバルの様子も実に1時間にわたってひたすらダラダラと放送していた。こっちも、もう年末で朝から酒飲んでダラダラ見ているので、これでいいわけだが。
 1時間にわたりダラダラとファンフェスを紹介というのは、テレビ番組の常識を打ち破る意味では画期的。選手の卓球大会なんかをずっと放送していた。すげえな、STVのやっつけ仕事。楽そうだ。その後、取ってつけたようなコンサコーナーを挟んで稲田の「感謝の卒業式」。これはよかった。北海道以外で放送したって、誰一人見ないだろうが、道内のファイターズファンは全員が涙したはずだ。
 稲田は使い勝手のいい控えの内野手に過ぎない。横浜のファンはそういう認識だろう。そんな横浜のファンには今日の「ぞっこん!」で放送された稲田の卒業式をぜひ見てもらいたい。ヒマなファイターズファンがYouTubeにアップするだろうから、探して見てもらいたい。そうすれば、今回のトレードでいかに横浜が得をしたのかわかるはず。今日、稲田の涙を見て、ファイターズフロントのビジョンのなさには改めて感服した。大したフロントだ。

稲田の前途に光あれ

        

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不運な白鳥

 帯広が生んだ世界のロケットスター・清水宏保が引退を決意したようだ。タイミングが4年遅かった。本人にはいろいろな言い分があるのだろうが、アスリートは結果がすべて。トリノの敗北を受け止めて、あの時点で引退すべきだった。
 清水ほどの世界的な超一流選手でも引き際の判断を誤るのをみていると、人生に美しく幕を引くことの難しさを感じる。今、清水と同じ道をたどりそうなのが内藤大助。「わかさいも」食ってうなっている場合じゃない。
 一方で、一線で活躍する力を十分に持っているのに、引退に追い込まれる不運のアスリートもいる。最近ではセ・リーグ盗塁王の赤星。まだ33歳であり、体が万全ならば、あと数年は成績を残せただろう。
 ただ、故障に関して思うことは、イチローは怪我をしない、ということだ。一流と超一流の境界線はここらにあるのではないか。
 女子フィギュアのオリンピック代表になれなかった中野友加里は悲劇的だ。
 フィギュアスケートは格付けをする競技である。シンクロナイズドスイミングと同じで、一度格付けがなされれば、数年はそれが最大の審査基準になる。つまり番狂わせの起こらない競技がフィギュアスケートだ。
 トリノの日本代表は荒川静香、安藤美姫、村主章枝の3人。代表がかかった‘05-‘06シーズン、中野はGPシリーズのNHK杯で涙の初優勝を果たし、GPファイナルでも3位になった。国際大会の実績でいえば、今回の鈴木明子とまったく同じだ。だが、この当時の中野は日本では4番手という格だった。
 トリノ後、荒川が引退、村主は急激に力を落とし、席が2つ空いた。1つの席は浅田真央、もう1つの席には当然のごとく中野が座ることになった。
 浅田、安藤、中野とも年齢が若く、実力も十分なので、バンクーバーまで国内の格付けは動かないように思われた。中野は不動の3番手。彼女のバンクーバー行きはこの段階では確約されていたのだ。
 3人の選手は大きなトラブルもなく順調にオリンピックシーズンを迎え、このままならばバンクーバーでのメダル独占も夢ではなかった。
 ところが、肝心の今シーズン、中野は少しだけもたついてしまった。GPシリーズ2戦の成績は3位と5位。その間隙を突いてきたのが鈴木明子だ。守勢にまわった中野は、選手としてのピークへ向かう鈴木の勢いを止められなかった。そしてあっという間に中野と鈴木の格は引っくり返ってしまったのだ。
 中野友加里のこの4年間を思うとやるせない気持ちになる。不運としかいいようがない。燃え尽きたヒロインは引退をして、早稲田のマスターを卒業後、就職するようだ。浅田や安藤のような華やかさはないが、ひたむきに演技をする中野のファンは多かっただろう。4年前、NHK杯で初優勝したときの中野の嬉し泣きは、なんとも言えず爽やかだった。

ゆかりたん…

        

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来年いらないもの

 北海道のみのローカル番組になるが、今朝の「FFFFF」年末スペシャルはすごかった。編集のミスでそのまま放送されてしまったのだろうが、まさかダルビッシュがあのような発言をするとは驚きだ。これは大変なことになるだろう。ダルビッシュの衝撃発言を見逃してしまった道外のファンは残念としか言いようがない。
 以上、ウソ。さて、今日から世間も本格的な年末年始モードだ。ここまで見た年末年始特番の中で最も面白かったのは、「笑っていいとも・クリスマス増刊号」で関根勤がやっていた東方神起のモノマネ。久しぶりに本気の関根勤を堪能した。
 ワーストは美川憲一と桜塚やっくんが田舎をブラブラするやつ。ここ2、3年放送している気がするが、あんなもん、誰も見たいと思っていない。まったく面白くない。美川憲一の賞味期限は10年前に切れている。
 もう一つのワーストは海老蔵の密着ドキュメント。なんなのか、歌舞伎役者。その特権意識は何に由来するものなのか。ちーとも偉くないボンボン息子がなんでそんなにそっくり返っているのか。なぜ、マスコミはそれを容認するのか。
 こうした下らない年末年始特番はもういらない。来年から全廃してもらいたい。
 来年、廃止してもらいたいものがあと2つ。
 1つはもちろん年賀状。この数年、みんながうすうす感づいているのだが、年賀状はもういらない。自宅で表も裏も印刷してそのまま投函、もらうほうにしてみたら、チラシと変わらない。紙の無駄。年賀状を出さなければならない、という強迫観念はそろそろ捨てるべきだろう。
 もう1つ、来年はぜひやめてもらいたいのがプロ野球の組織的な応援。下手くそなラッパや太鼓に合わせてみんなで涙ぐみながら、応援歌を歌う。恥ずかしい。すごく恥ずかしい。「チキバン」は関東限定のチャンステーマで札幌ドームは「ジンギスカン」とか真剣に語る姿がこの上なく恥ずかしい。鳥肌が立つほどの恥ずかしさ。そして、一見さんお断りムードの札幌ドームレフトスタンド。仕切りの応援団に合わせて応援しないやつは非国民扱い。まるでベルリンオリンピックを連想してしまう。あの閉鎖的な特権意識は海老蔵と同じレベルだ。
 今の時期はNFLの中継をBSでやっているが、あのスタンドの雰囲気がスポーツ観戦の正しい姿だ。あるいはメジャーリーグの雰囲気。
 野球は選手もファンも1球ごとに考えるという思考のゲームだ。あのへったくそなラッパと気持ちの悪い合唱のどんちゃん騒ぎは、思考を寸断する。
 子供が声を合わせて応援するのはいい。子供だからだ。いい歳こいたおっさんやおばさんが潤んだ目で声を合わせて恍惚の表情で応援歌を合唱する姿は醜い。おっさんやおばさんのトランス状態はカルト宗教を連想させるだけだ。社会主義国のマスゲームと同列。子供じみた思考停止状態の全体主義的な強制応援はもうやめたほうがいい。日本人にはああした全体主義がマッチするのかも知れないが、みんなでうっとりすることは、すごく恥ずかしいことだからね。自分でもちょっとはそう思ってるんでしょ?チラチラ横の人を見たりしてるもんね。

ほんとはちょっと無理してんでしょ?

        

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ファイターズの噂

 ファイターズのチームカラーは「選手同士の仲がいいこと」などと臆面もなく言ってしまうファンがいる。だが、こんなものは単なる噂だ。ファンはプライベートで選手と実際に会話を交わしたことなどないのだから、このような根も葉もない噂をバカ正直に信じるべきではない。
 ネットが普及して、メディアや企業にとって「ネット世論」というのが一つの脅威になっている。韓国での俳優の自殺騒動でもわかるとおり、ネットの世論は影響力を持ち始めているらしい。
 だが、ネット世論を形成している連中の8割方は匿名性の陰に隠れて「殺害予告さえしなければ違法じゃない」という考えの、中身のない卑怯者だと思われる。もちろんこれは偏見なのかもしれないが、さまざまな掲示板やブログに寄せられているいかれたコメントの数々を読んでいると、そう思わざるを得ない。
 メディアは、ネットが普及する前は相手にもしなかったこうした連中に気を使い、2ちゃんユーザーは自分たちが世論をつくっていると勘違いする。
 ネット社会になって大きく変化したことに「噂の伝播速度」がある。これは劇的に速くなった。この部分はネット依存症の連中の数少ない功績だろう。
 ファイターズに関してネットで囁かれている噂もいくつかある。

「多田野はホモである」
 ファイターズファンにとっては最大のタブーだろう。
 これに関するいろいろなこと(ホモとはなにか?子供はできるのか?など)は自分の子供に説明できないもん。
 この噂を検証するのは難しいことではない。多田野が大学生のとき、ホモビデオに出演したことは事実だからだ。
 しかし、いくら世間知らずの大学生とはいえ、「金がないから」という理由でホモビデオに出演するやつはいない。おそらく多田野はホモ。それかよほどのバカ。
 だが、ホモであることもバカであることも犯罪ではないので問題ないし、野球には関係のないことだ。

「日本ハム創価ファイターズ」
 ファイターズが創価学会に太いパイプを持っていることは明らか。だが、信教の自由は憲法で保障されている。球団幹部や選手がどのような宗教を信仰していようが関係ない。これは以前のエントリーで書いたとおり。単に創価大学は「ファイターズのファーム」という見方でいいだろう。

「来季はブレイクする若手」
 毎年、来年こそはやってくれる、と期待され続けているファイターズの若手。吉川、須永、陽、鵜久森が期待外れの代表格。道民は忍耐強いので、じっと待っているが来年あたりが限界だろう。
 今シーズン、中田がファームで無駄なホームランをひたすら打ち続けたことが証明しているが、梨田は若手を積極的に使うタイプではない。次世代のチームづくりということはあまり念頭にないのだろう。彼が監督をしている間は、若手は育たないかもしれない。だが、そろそろ世代交代をしなければまずいことになる。

日本人はヒマでいいねえ

        

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ダルビッシュに学べ

 珍しくダルビッシュが自分のブログで立て続けに野球のことを語っている。それもかなり調子に乗って饒舌に。自分の仕事に関してこれだけ能弁になるということは、仕事が楽しい証拠だろう。
 ダルビッシュはいかにもイマドキのあんちゃん風な感じで、きっととっつきにくい若者なんだろうな、と想像していたので、これは意外だ。
 例によって盲目的なファンの方々が今回のダルビッシュのブログについて「奥が深い」だの「ダルビッシュならではの理論」などと賛辞しているが、これは的外れ。ダルビッシュは今までの経験からつかんだ投球のコツと、日頃から考えている変化球についての持論を軽く披露しているに過ぎない。目新しいことは何ひとつ書いていない。なんでもかんでも「すごいすごい」と褒めりゃいいってもんじゃない。
 一連の投球術に関するブログの内容は技術論とも言えないレベルの雑談に近い内容だ。だが、ダルビッシュは才能だけで投げているのだとばかり思っていたので、人並みに頭を使っていることには感心した。
 技術を要する分野の仕事では、頭を使っているやつと漫然と過ごしているやつとの間には、短期間に大きな差が生じる。
 企業が若いやつを採用した場合、3年でなにかをつかみ、5年で一人前になってくれなければ、使っているほうはたまったもんじゃないのだが、頭の悪いやつは何年経とうが、でくの坊だ。
 野球の世界も同じなのだろう。常に考えている選手は、立ち止まらない限りスキルアップし続ける。頭を使わない選手は淘汰されていく。
 憑かれたように野球への想いをブログに書き連ねるダルビッシュがさらなる高みへ登って行くのは当然の話だ。ダルビッシュと同世代のニワトリ頭の社会人諸君は、仕事に対する姿勢を彼から学んでくれ。一生のお願いだ。

頭使ってる?

        

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我らのガンちゃん、NHK解説者に!

 年末年始を迎え、チャンネル権を巡り我が家は離婚騒動だ。昨夜は「エチカの鏡」とNHK「スポーツハイライト」のどちらを見るかで家族争議になった。
 妻も娘も息子も「エチカ」の接遇の鬼・平林都のファンである。もちろん、傍観者として面白がる、という意味のファンだが。
 あのおばさんのやっていることは現場系の仕事をしている人間なら誰でも実践していることである。ああして、高圧的に若者をコントロールしていく手法は、実は平林のような臆病な人間にもできる最もイージーなやり方だ。
 幸いなことに「エチカ」の平林コーナーはNHKの「スポーツハイライト」とほぼ被らずに終わった。で、NHKにチャンネルを替えたら驚いたよ。VTRが流れていて出演者が誰なのかわからなかったが、その声ですぐにわかったよ。ガンちゃんだよ。ガンちゃん、まさかの年末NHK特番だよ。タキシードは着てなかったよ。NHKのスタッフにファイターズファンがいるとしか思えないガンちゃんのサプライズ起用だ。
 世界中でイチローに最もヒットを打たれた男がガンちゃんとは知らなかった。これは有名な話なのだろうか。
 ガンちゃん、このネタを「スポーツハイライト」出演のメインに考えていたようだ。
 鉄平がイチローと似ている、という話から強引に「ちなみにイチローが打った3000本のヒット。一番、ヒットを打たれているピッチャーって僕なんですよ」としゃべりまくるガンちゃん。そこから「ヒットー株主」という練りに練ったオチまで、焦って少し早口になりすぎていた。惜しい。
 この2009年のスポーツを回顧するNHKの番組、後半の20分は取ってつけたようなサッカー特集。JリーグとW杯。ガンちゃんはひたすら沈黙。鉄平は、時間を持て余したNHKのアナが振るたびに「え、また俺?」という態度を露骨に見せながらも好きな選手は「じゃあ、メッシ」とか言ってた。
 この番組のポイントはガンちゃんの「必死」以外ではよっしぃ~だった。恋をしているのか、透き通るような白い肌で、美しく自信に満ちているよっしぃ~。
 W杯のとき、湧いてくる芸人をサッカー芸人というわけだが、南アW杯に向けていち早く名乗りを上げたサッカー芸人はさすがの中田ヒデ。よっしぃ~は先日のクラブW杯にも「出演」していて、ヒデに次ぐ2番手だ。
 すっかり美人になったよっすぃ~。でも、サッカー芸人は命取りになるからやめたほうがいい。よっしぃ~は専門知識がないので視聴者を唸らせるコメントをできないのに、ミーハーに徹するわけでもない。声を張って技術的な解説まがいのことをしてみたりする。あれでは世間の反感を買うだけだ。
 さて、ガンちゃん。昨夜の「スポーツハイライト」は来年のNHKのプロ野球解説者への採用試験だったわけだが、その合否はどうだったのだろうか。

年末も吹雪いて

※おかげさまでブログ村のファイターズランキングでベスト10に入りました。善良かつ純真無垢なファイターズファンにとってはすごく感じが悪いことでしょう。面白いのでもっと上位を目指します。このブログを読んだ方は常連さん以外の方もとりあえずバナークリックしてください。よろしく!
        

稀哲「1番・中堅」奪回宣言!

 40代のおじさん世代はけっこう大相撲が好きだ。そして「黄金世代」というと即座に「花のサンパチ」を連想する。
 プロ野球の黄金世代といえば、松坂世代。1980年生まれの連中だ。ちなみに‘90年代はJリーグ発足でサッカーブームだった。なんでもかんでもサッカー。‘90年代生まれの運動能力に秀でた子供たちの多くはサッカーに流れたと思われる。したがってJリーグブームからイチローの活躍までの間は野球にとってエアポケットになる。今後、しばらくは日本のプロ野球に暗黒時代が到来する可能性があることを覚悟しなければならない。
 サッカーブーム前の最後の野球の黄金世代が松坂世代ということになる。
 大半のプロ野球選手は、松坂とタメというだけで「松坂世代」というくくられ方をするのは不本意なことだろう。だが、甲子園での松坂の活躍は誰にも真似できない。松坂とタメのすべてのプロ野球選手は、高校生のとき、松坂にまったく歯が立たなかったのだから、甘んじて松坂世代と呼ばれてもらうしかない。
 我がファイターズの松坂世代は多田野、紺田、小谷野、稀哲だ。確かに黄金世代である。
 その稀哲。新庄に無理強いされて余計な回り道をしたが、守備でも打撃でも渋い味を出す玄人好みの選手だろう。玄人好みというのは曖昧な表現だが、要するに、一流と呼ぶにはイマイチな選手ということである。
 そんなイマイチ稀哲が来季は「1番中堅」を目指すと宣言した。だが、残念なことではあるがこれは無理である。
 2006年にマシーアスを蹴落として1番になった稀哲は、以後、‘07シーズンでは全試合で1番を務めた。王者ファイターズ不動の切り込み隊長は稀哲だった。 
 ところが梨田政権が発足した‘08シーズンの後半から賢介1番、稀哲2番という打順になった。‘09年、稀哲は1回も1番を打っていない。
 答えは簡単。ヒルマンは稀哲が好きで梨田は稀哲が嫌いなのだ。もしかしたら大嫌いかもしれない。
 今年の日本シリーズ第6戦。2点差を追う9回裏1アウト3塁。何かが起こるかもしれない場面で梨田は稀哲に代打を送った。あのとき、ファイターズファンはなにを感じただろうか。
 そのモヤモヤの答えは簡単。繰り返し発表するわけだが、梨田は稀哲が嫌いなのだ。それも、もしかしたらものすごく。梨田があとどれくらいファイターズの監督を続けるのかはわからないが、稀哲はこれからプレーヤーとして脂が乗る時期だ。干される可能性があるファイターズに留まるより、新天地に飛び出したほうがよかったかもしれない。

寒いべさ

        

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浅田真央 金メダルへの道

 帯広は雪の朝だ。ここのところ毎週末、雪かきでうんざりする。
 バンクーバー五輪のハイライトの一つは、女子フィギュアスケートの浅田真央とキム・ヨナによる金メダル争いだということは世界中が認めるところだろう。
 浅田真央とキム・ヨナ。どちらが世界で最も美しいのか。このような突き抜けた天才同士の真剣勝負はもしかしたら、アリとフォアマン以来かもしれない。 
 キム・ヨナはGPシリーズを利用して早仕上げの道を選んだ。一方の浅田真央はGPシリーズを捨てて、バンクーバーにピークを持ってくる作戦を取った。 
 フィギュアスケートの全日本選手権で久しぶりに姿を現した浅田真央は順調な仕上がりぶりを世界に見せつけた。キム・ヨナは穏やかではないだろう。
 全日本のSPを見た限りでは、浅田の調整方法が正解のように思える。なぜなら、キムがオリンピックまでピークを持続するのは極めて困難なはずだからだ。
 スポーツ選手の、俗に言う「調子」というのは人生と同じだ。山と谷がある。
 人生ではどんなに条件がそろっていても、山の頂に居座ることはできない。必ず、谷へ落ちて行く。だが、谷の深い底へ落ちても、いつかまた光は見えてくる。
 スポーツ選手の調子も同じだ。プロ野球選手の大変なところは、シーズン中はこの山と谷を可能な限り平坦にしなければならないという点だろう。だが、オリンピックを目標とするアスリートにとっては、本番当日にピークを持ってくればいいわけだから、プロ野球選手ほど難しい話ではない。たぶん。
 そうした観点では、浅田真央は緩やかに、繊細に、緻密にバンクーバーへ向けて山を登っているように感じる。全日本のリンクで浅田が見せた柔らかで余裕に溢れた表情は、調整が順調に進んでいることをうかがわせる。
 女子フィギュア日本代表は3枠。おそらく、浅田真央にはかなり早い段階でオリンピック出場の内示が出ていたと思われる。だからこその余裕の調整だったのだろう。安藤美姫は今年の出来次第という条件だったのでは。残る1人は村主がキャリアのピークを過ぎたこの2年の状況をみると、中野友加里が内々定だったはずだが、思わぬ形で鈴木明子という伏兵が出現してきた。
 昨日のSPでの中野の鬼気迫る演技の裏には、もしかしたら代表の座を鈴木に奪われるかもしれない、という危機感があったのだろう。
 安藤美姫は余裕をかましているようではダメ。ここで浅田真央に勝たなければ、バンクーバーの銅メダルも危うい。

大変なんよ、雪かきは

        

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