スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
        

涌井の安月給

 去年は年頭所感エントリーでファイターズ日本一奪回のキーマンとして信二と金子誠を挙げたら、チームはBクラス、信二と誠は怪我で長期離脱となった。縁起悪いから、今年一発目のブログではそういうこと一切書かない。
 最近、ブログの更新が滞っているのはTwitterにハマっているから。あっちでちょこちょこと書くエネルギーを放出しているので、なかなかブログを書く意欲がわかない。そういう人、多いと思う。ダルビッシュもそのうちの1人だろう。ブログの更新頻度は大幅に低下しているが、Twitterでつぶやきまくっている。そして、これが新聞ネタになる。若い兄ちゃんの何気ないツイートをいちいち取り上げて記事を1本書くスポーツ新聞の姿勢って少し簡単すぎなんじゃないの?
 ダルビッシュのツイートを巡っては、離婚に関した一連の騒動が大きな話題になった。あ、ちなみにこの件でダルビッシュに言っておきたいのは、結婚は1回か2回は失敗したほうがいいよってこと。経験者が言っているのだから間違いない。
 最近では平野綾のフォローが話題になった。平野綾ってその筋では圧倒的人気を誇る女性らしい。そこにダルビッシュが凸したので大きな話題になった。まったくどうでもいいことだ。
 そして年末に新聞記事になったのが、ダルビッシュが涌井の契約更改について「涌井、かわいそうやなー 」とつぶやいたこと。
 冷静に数字だけを見ても、涌井、かわいそうやなー。ダルビッシュと同期、成績は拮抗、ダルビッシュは田舎チームのエース、涌井は大西武が親会社の首都圏のチームのエース。ダルビッシュは恐らく今年の年俸総額は5億に達するだろう。涌井は2億。涌井でなくても「うそーん」と言いたくなる。
 ところがこの同情発言に対して「あんためっちゃもらってるからいいね でも一般人からしたらすごいことって認識もっときよ! 一生働いて数億なんだからね!」「何がかわいそうなんだろう?前年比で業績下げて報酬増を言うのは野球界だけ。しかも億を超えての話。同情はしない。NPBは破産寸前なのに。日本シリーズよりも大学選手権という現実を考えたほうがいい」「選手生命短いといえど、今まで稼いだ給料は、すでに一般サラリーマンの生涯年収を遥かに超えてるというのに…欲深い」といった反論がダルビッシュのTwitterに寄せられたのだ。
 異常。礼儀知らず。面識のない、それも敬意を表すべきスタープレーヤーに対して「あんた」呼ばわりしたり、「現実を考えたほうがいい」と説教したり「欲深い」と言ったり。ネットの特性を活用して無礼三昧。こいつら、死ね。
 ダルビッシュが面白いのは、こうしたしょーもない連中にこそ真正面から対抗していくところ。ファンフェスの「あっちむいてホイ」でも人柄がにじみ出ていたけど、ダルビッシュって本質はすごく人がいいのだと思う。
 ダルビッシュはこう答えている。「自分達がプロになれたのは他を捨てその道を進んできたから。 なのに選手生命は短いんです。現役が終わったら普通の人より生きていくのが難しいです。 だから活躍した時は必死に交渉するのが当たり前でしょう」。これで無礼三昧なバカ連中も沈黙した。ザマーミロ。
 10歳になるうちの息子は北海道の多くの野球少年と同じく、将来はファイターズの選手になるのが夢。365日のうち350日は野球の練習をしている。
 昨シーズン、怪我に泣いた菊地雄星は小学3年で野球を始めてから家族旅行に行ったことがないという。わが家も息子が野球少年団に入ってからはそういう状況。野球をやっている小学生ってみんな同じだと思う。
 そうやってすべてを野球に捧げても大半の若者はプロ野球選手になれない。なおかつプロ野球選手になれても成績を残せるのはそのなかの一握り。そしてダルビッシュが指摘しているとおり、故障すればそこで現役生活は終わり。
 涌井の査定が不当なのは明らか。あれは球界全体の選手待遇を抑えるための恣意的な戦略。西武だけの問題ではない。
 ちなみにここで紹介したダルビッシュの「自分達がプロになれたのは他を捨てその道を進んできたから…」というツイート、まったく報道されなかった。こういう活きた言葉こそ野球少年に読ませるべきなのに。スポーツ新聞の記者ってバカ。

初詣

        
スポンサーサイト

イチロー10年目の境地

 他のメジャーリーガーと違って、シーズン中、イチローのコメントはほとんど聞こえてこない。ところがイチローはオフになると一転して饒舌に語り出す。そんなイチローのインタビューを聞くのは、ファンにとってはオフの楽しみの一つだ。  
 サラリーマンの場合、月曜から金曜まで真剣勝負して土日にオフ、という周期が多いだろう。5日オンで2日オフ。それを考えるとプロ野球選手は大変そうだ。2月から10月までスイッチオンの状態が続く。イチローは試合に勝ったあとのベンチ前でのハイタッチをすごく重要視していると言っていた。緊張を解いて喜びを味わえる唯一の瞬間だからだそうだ。グラウンドからロッカールームに引き上げたら、もう明日のゲームのことを考えるらしい。
 そんな日々が8ヶ月ほど続くのだから、その分、短いオフは選手たちにとって貴重な時間なのだろう。インタビューで調子に乗ってご機嫌にしゃべるイチローはオンのときのテンションとオフのときのテンションの振り幅がとても大きいように見える。一流の選手ほどこの振り幅は大きいのかも。注意して見ているのはイチローだけだから確証はないけど。
 イチローはオフのさまざまなインタビューでシーズン中に感じたこと、技術的なこと、とにかく洗いざらい話す。元来がおしゃべり好きな男なのだろう。そしてメディアで言いたいことをぺらぺら話すことが、ストイックなシーズンを乗り切った自分へのささやかな報酬なのかもしれない。
 BS「絆~イチロー10年目の境地~」は今オフ、メディアに流れた最初のインタビューだった。 
 このインタビューのクライマックスは、08年シーズンの、イチローがチーム内で孤立しているという噂の真偽から、今シーズンの200本安打達成時にチームメイトたちがイチローを祝福するまでのドラマをイチロー本人が語った部分だろう。これはとてもいい話だった。
 番組は50分間だったが、イチローはそのうちの40分間は話し続けたのではないか。チーム内の人間関係の難しさについてもかなりの時間を割いて話していた。メジャーリーグのチームも例外なく人間関係の問題があり、それは常に流動的。移籍してきたフィギンズやルーキー選手との交流、ケン・グリフィー.Jrの引退騒動、最下位に沈んだベンチ内のぎくしゃく、そういったインサイド・ストーリーをイチローは包み隠さず披露した。
「困難を克服するために必要なのは精神力ではなく技術力。人間の精神力なんて信じていない」という言葉も印象に残った。日本人が大好きな曖昧な「精神論」をきっぱりと否定するイチローはすがすがしい。
 イチローはシアトルを愛しているので、マリナーズの選手としてワールドチャンピオンになるのが夢だと語っていた。優勝するために強いチームに移籍して、結果的にワールドチャンピオンになっても、それは自分としては意味がないという。
 多くの選手がFAを活用してチームを移るのが当たり前の今、こうした時代錯誤な発言をするイチロー。
 イチローのこういう真っ直ぐさがとても好きだ。

南東を仰ぐ

        

ロッテおめでとう!

 サッカーのW杯のときも思ったんだけど、みんなで熱狂するじゃない。今回の日本シリーズみたいに。試合終了まで放送したフジテレビが絶賛されたりして。でも、熱狂の渦の中で酔っていると見えないんだけど、世の中の半分の人は野球に興味がないんだよね。土曜日に「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」を楽しみにしていた人は延々と野球待ち。「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」が始まったのは午前0時過ぎだ。3時間待ち。ディズニーランドの人気アトラクションなのか「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」。フジテレビ土曜夜9時のキャッチフレーズは「毎週土曜の夜9時は 家族そろってフジテレビ」。「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」を家族で心待ちにしていた人たちにとっては看板に偽りありだ。
 同じことは日曜の夜にも繰り返された。野球嫌い、舌打ちしたろうな。「んだよ、また野球かよ。っざけんなって」みたいな感じ。特に松雪泰子のファン。
 日曜夜9時なんてのは最もナーバスな時間帯だ。「明日は仕事かよ~。短すぎだろ、日曜日。いや、まだ夜9時だ。残り少ないサンデーを満喫しよう」。そんな時間帯。「あー、あの仕事、明日片付けないといい加減まずいよなあ。金曜日にがんばってやっときゃよかった。明日はちょっと早めに出勤するかなあ、いやいや、まだ仕事のことは考えないでおこう。今は松雪泰子だ」。そんな時間帯。
 そんな松雪泰子の大ファンで、なおかつ野球の嫌いな人がセンチメンタルな日曜の晩を穏やかに過ごすべくフジにチャンネルを合わせたって野球だよ。いつまでたっても終わらんよ。松雪泰子の代わりに和田だよ。11時になってもまだ野球だよ。明日に響くから「パーフェクト・リポート」見てる場合じゃないよ、寝なきゃだよ。
 今回のフジテレビの措置は、プロ野球ファンには「英断」だったけど、野球に興味のない人たちにとっては「暴挙」だっただろう。
 翌日の職場でもそう。朝、顔を合わせた途端、日本シリーズの話題一色。スポーツ新聞を買ってきたやつなんかちょっとした人気者。野球に興味のない者は人に非ず的な空気。熱狂で周囲に気を配れなくなるこういう状態ってファッショっぽいと思う。「私、野球は嫌いなんです。野暮ったくて」なんてとても言えない雰囲気。
 どうでもいいけど。さて、日本シリーズだ。帯広TVスポーツ部は、中日が圧倒的な強さで勝つだろう、と予想した。だってロッテなんか先発ピッチャー、成瀬だけじゃん。結果、見事にハズレ。お約束なので、床屋に行って五厘刈りにしてきた。頭すーすー。フジテレビは試合終了の瞬間、グラウンドを一瞥もせずベンチを引き上げる落合監督を映していた。落合も恐らく圧勝できると思っていたのではないか。ロッテに王手をかけられた時点でも「あと2つ勝てばいいこと」なんてコメントしていた。あれは、ロッテ相手だから主導権はこちらが握っている。残り2つ勝つのは簡単なこと、という意味だったように思える。今の中日が、今のロッテに負けることはありえない。それが落合の想いだったのかもしれない。今回、ロッテに負けたことは落合の美学に大いに反することだったのではないか。憮然と背中を向けてグラウンドを後にする落合の姿を見たとき、そんなことを感じた。
 ロッテが日本一になった。2003年以降はパシフィックの6勝2敗。ちなみに2敗はいずれもファイターズ。いずれにしろ、パシフィック・リーグ3位のチームがセントラル・リーグのチャンピオンを打ち負かしたのだから「実力のパ」というのは明らかである。資金力のある球団が金に物を言わせて補強を繰り返し、貧乏球団は選手を引き抜かれる、という構図のセ・リーグはチーム間の戦力の不均衡が顕著になっている。一方で貧乏球団ぞろいのパ・リーグは選手育成に力を入れた結果、高いレベルで6球団のバランスが取れている。
 息子なんかはパ・リーグ代表のロッテを無邪気に応援し、優勝を喜んでいた。まあ、もちろん、パのチームが日本一になるに越したことはないんだけど、やっぱりファイターズファンはシーズン最後の3位争いを思いだしてしまう。あれはトラウマになる。ちょっとね、ロッテには複雑な思いはある。口では「おめでとー!」なんて言いながら「ウソつけ、自分」と自問自答してしまう感じ。
 でもこれはファイターズファンだから当然の心理。
 ファイターズがロッテの替わりに3位になってクライマックスに行ってたらなあ、とも思ってしまう。ちょっとむなしい。

秋の模様F

        

W杯を盛り上げない帯広人、そしてバント失敗を繰り返すプロ野球選手たち

 庭の芝生に霜が降りて真っ白になっている。もう晩秋だ。ウインタースポーツもいよいよ本番。帯広では野球シーズンはとっくに終わり、子供たちはスピードスケートへ通っている。十勝オーバルが完成したことで、帯広は名実ともに世界のスピードスケートのメッカとなった。来月にはオーバルを舞台にしてスピードスケートのワールドカップが開催される。バンクーバーで火花を散らした世界の超一流アスリートが帯広へ集結するわけだ。日本からは十勝の希望・高木美帆、俺の小平奈緒、その他男子などの出場が決まっている。世界的には格式の高い国際大会なのだが、地元帯広では関係者もメディアも経済界もまったく盛り上げようとしていない。普段は地方の危機やら地域活性化を声高に叫んでいるのに、こんな千載一隅のチャンスには知らんぷり。帯広および十勝の人々の地域活性化に対する本気度がよーくわかる。
 フィギュアスケートGPでは崖っぷち安藤美姫が優勝。だが演技終了後に顔を歪めて鼻水をずずずーっとすする悪癖が相変わらず直っていない。子供のときからの癖なのだろうけど、なぜ周囲の人間は注意しないのか。あれですべてが台無しになるのに。
 そんなウインタースポーツモードだというのに日本シリーズはまだやってる。それも深夜0時まで。昨夜のゲームがなぜうんざりするほど冗長なものになったのかというと、おそらくは12回あたりから両チーム間で「引き分けな感じで」的な暗黙の共有意識が生じたからではなかろうか。
 試合がダレた最大の原因はバントの失敗だ。日本シリーズは日本のプロ野球の今、を具象化している。つまり日本のプロ野球はバントが下手ということだ。ファイターズファンなら、今シーズン、ここ一番でバントを失敗する稀哲というシーンを鮮明に記憶しているはず。
 昨夜の試合でもとにかくバントが下手。中日もロッテも下手。うちの息子のチームの子供たちのほうが上手だ。少年野球でのストライクバントの成功率は9割はいっているはず。理由は簡単。練習量の差だ。あるいは基本を守るか守らないかの差。フライを上げて口をぽっかーんと開けてる場合じゃないよ。
 プロならバントはきっちり決めてくれ。恥ずかしいから。
 日本シリーズ第6戦は5時間43分の熱闘、ではなくシリーズ史上「最もだらけたゲーム」として記録に残すべき。
 
秋の模様E

        

ハンカチバンザーイ!

 ハンカチ交渉権獲得のニュースは、すっかり呆けてたファイターズファンにとっては久しぶりの痺れる電撃歓喜だった。
 実は、ファイターズがハンカチを獲得するであろうことはおとといの時点で予想していた。そういう勘は外れたことがない。曽祖父が神主、祖母が巫女だったので、子供のときからなにかそういう感覚を持っている。ところが時間がなくて結局、ドラフト予想の記事を書けなかった。ムカつく。
 どうせ、ハンカチとマー君の対決が見られる!的なブログが一斉にアップされるだろうから、ここは一つ、日本シリーズの予想でも。
 巨人をまるで相手にしなかったクライマックス・シリーズを見ても明らかなように、落合長期政権下の中日は成熟したチームになっている。高い次元で攻守がまとまっている今の中日は、落合が思い描いている理想のチームに極めて近いのではないだろうか。
 現役のときから感じているのだが、落合は野球に対する視点が少し人とは異なる感じがする。「野球」を見る画一的な目線とはまるで違うアングルから見ている。それがなにかはわからないけど、スーパースター不在だが完成度の高い中日の野球がそれを具現化しているように思う。やっぱよくわからん。でも強いことだけは確か。それも底知れぬ強さ。
 ロッテは歯が立たないだろう。もしかしたら落合は1つも勝たせてくれないかもしれない。古巣への温情があるなら2つ勝たせてくれるかも。
 そんなんで、日本シリーズは4勝0敗か4勝2敗で中日。ファイターズファンとしてはもちろんロッテを応援するけど。
 それからハンカチなんだけど、なんとなーく雰囲気とか投げ方とかオーラとかが多田野に似てるのが少し気がかり。

かもね

人気ブログランキングへ
        

杉内と西岡とダルビッシュと日本シリーズと私

 144試合を戦って3位でフィニッシュしたロッテが日本シリーズへ駒を進めた。敗者のソフトバンクはリーグ覇者にも関わらず、何も手にすることができなかった。
 5回表、清田を歩かせて満塁となった瞬間に突然、精神的にも肉体的にも限界を超えた杉内。マウンドに悄然と立ちつくす姿は、このシリーズで最も印象的だった。エースの差が出た、というのはあまりに酷。寸分のコンディションの差だったのではないか。
 試合は今江のボテボテがエビ反りダイビングで飛び込んだ川崎のはるか先をかすめてセンターへ抜けた瞬間に決まった。
 8回、大松が残酷なダメ押し。球場全体に弛緩した空気が流れはじめた。ロッテとソフトバンク以外の多くのファンはここでチャンネルを替えたのではないか。
 ダルビッシュが唐突にファイターズ残留をブログで表明したのは、まさにこのタイミングだった。
 ファンサービスを念頭に置くダルビッシュが来季の動向を発表するのは、公式戦に影響の出ない日本シリーズ終了後、早くてもCS終了後と見ていた。それだけに半日早いフライング気味の発表には虚を突かれた思いだ。
 残留の理由は報道されているとおりだろう。本人と球団の成績不振により、年俸の大幅アップがなくなったというのも大きいと思う。それよりも不思議なのは、今回、なぜこれだけメジャー移籍の報道が先行したのかということ。誰がダルビッシュのメジャー移籍を望んだのだろうか。本人なのか、球団なのか。
 とにかく、これでファイターズファンの懸案事項は一つ片付いた。賢介問題、ひちょり問題についても日本シリーズ前には結論が出るのではないか。
 きのうの試合後、西岡がソフトバンクファンへ向かって頭を下げて感謝の意を表していた。その瞬間から球場の雰囲気は一変。敵地とは思えない和やかで感動的なセレモニーとなった。西岡は線が細くてイマドキのチャラチャラしたイメージがあり、好きな選手ではなかったが、これからは応援することにした。
 日本シリーズ。勝つのは中日だ。落合に考える時間を与えすぎた。ロッテは勢いづいている分だけ制御が利かず、落合の術中にはまりやすいだろう。
 ロッテ-中日の日本シリーズといえば、巨人のV10の夢が散り、長島が引退したシーズンと同じ顔合わせだ。

レンガサイロ2009

        

CSファイナルを大予想!しない。興味ないから

 ファイターズファンは、大沢親分の葬儀の場で、ここぞとばかりにはしゃいで「あっぱれ」と「喝」を連呼していた芸能リポーターを強く糾弾すべき。でも、みんな鈍感だからさ、そういうの流しちゃうんでしょ?
 帯広は野球シーズンが基本的に終了モード。うちのボンズの場合、しばらくはスピードスケート選手となる。帯広には立派な室内リンクができたので、スケートをやる子供と親にとってはすごく恵まれた環境になった。寒くないんだもん。
 野球とかスケートはイニシャルコストがかかるスポーツだ。例えば、少年野球の世界では、今、ビヨンドというバットが主流。飛ぶバットだ。これが高い。普通の金属バットの2倍以上はする。でも明らかにボールの飛び方が違う。
 まあ、ビヨンドは高いといっても廉価版なら1万ちょいだから特に無理せず買える。ところが、スケートは大変。小学生はどんどこ成長するから毎シーズン、スケート靴を買い替えなければならない。スピードスケートは例のかかとがパカパカ外れるスラップスケートじゃないと話にならない。実力とかという話ではなくて、スラップじゃないと話にならないのだ。
 これが15万はする。スケートシーズンは11月からせいぜい2月半ばまで。このたったの3ヶ月のために15万だ。これは出せない。
 なので、今は毎日、息子にスケートをやめるように説得しているところだ。いっくらスピードスケートが速くなってもファイターズには入れないから。
 さて、今日からクライマックスはファイナルステージだ。ソフトバンク対ロッテ。よーく考えたら、まるで興味がない。ファイターズが出てないから当たり前なんだけどね。ファーストステージがそうだったんだけど、見たら面白いのはわかっている。でも、基本、興味が沸いてこない。だから事前予想しようと思ったけどやめた。ソフトバンクはポストシーズンに徹底的に弱い、という切り口しか思い浮かばないし。どうせみんな、このスタンスで予想記事を書いているだろうしね。つまらん。
 かわりにダルビッシュがメジャー移籍を宣言する時期を予想。今年のオールスターの魔球宣言でも明らかなように、ダルという男は常にファンサービスというのを考えている。だから岩隈や建山みたいにタイミングを考えずにぱあぱあとメジャー宣言したりしない。そんなことをしたらCSを戦っている選手たちやファンに失礼だから。なので最もありそうなのは日本シリーズ終了後の11月8日(月)。諸問題で、この時期では遅いということならセのCSが終了した直後の、日本シリーズとの端境期か。森本、賢介もダルと同じタイミングでFA宣言すると思う。
 あと、今日からのCS、勝つのはロッテ。

20001.jpg

        

諦める理由などないのはロッテだった

雨上がりの秋の朝

 牛飼いは朝4時に起きると、いきなり体のアクセルを強く踏み込んで働く。1日中、働き続ける。夜、酔い潰れて眠るまで、牛を相手に働き続ける。
 都会の人間は牛乳を飲むとき、彼ら牛飼いに思いを馳せるべきだ。野菜、肉、魚を食べるときも同じ。お金を稼ぐときもそう。それなのに、都会で暮らす人間は漫然と飲み食いしているだけ。群れからはぐれた野良犬みたいな連中が増えている大きな要因の一つは、こうしたことだと思う。
 朝早く目が覚めると、そんなことを感じるんだけど、ま、いいや。
 少年野球をやっている息子にはプロ野球をあまり見せたくない。プロ野球選手はとてもだらけていて、下品で行儀悪いから。全力疾走しないし、かっこつけてるし、本来はきっちり着こなすべきユニフォームをだらしなく着るし、ツバをペッペッと吐くし、クチャクチャと音を立てながらガムを噛むし、ベンチではだっらーんと座ってるし、試合のテンポはダラダラと異様に遅いし。そういうの、子供は全部マネするから見せたくない。見せるなら高校野球。あれがスポーツマンシップだ。
 ある大会で、息子のチームが決勝まで勝ち上がった。決勝戦は緊迫した投手戦。序盤に相手チームがミスをして1点をもらい、そのまま最終回になった。
 最終回、先攻の相手チームの攻撃。1点を守り切ればチームとしては初優勝の快挙だ。ところが全員が勝ちを意識してミス連発。あれあれと5点を取られた。1対5。子供たちはあきらめちゃって泣きベソをかいている。まだ裏の攻撃があるのに。
 こちらの攻撃で、今度は相手のピッチャーの子が勝ちを意識してストライクが入らない。あっという間にノーアウト満塁。そこからヒットが出て、1点差まで追いついた。だけどそこから相手のピッチャーが踏ん張り、ゲームセット。こっちの選手たち、試合中に泣きベソかいてるんだから勝てるわけない。
 クライマックス・ファーストステージの濃密な2試合は、そんな野球少年たちへ見せるに値する素晴らしいゲームだった。
 
        

岩隈の勘違い

 きのうの試合は痺れたね。久、シーズンの大半をサボった分、ここはがんばらなきゃ。ヒヤヒヤさせないでくれ。
 そんなことはどうでもいい。アメリカのドキュメンタリー番組は日本のテレビ局が制作するものと違ってストーリー性に富んでいて、演出も細部まで凝っているので面白い。「やらせ」の解釈が日本とはかなり異なるみたいで、そこが新鮮。
 例えば、ディスカバリーチャンネルで放送している一連のドキュメント物なんかは、どれも秀逸でまずハズレがない。
 J SPORTSのドキュメンタリー番組は、スポーツ関係の内幕物が多い。最近、面白かったのはアメリカのリトルリーグのドキュメンタリー。指導者間や親同士の確執や選手同士のライバル関係なんていうのを描いているのだけど、驚いたのはガキどもの生意気さ。
 チャンスで打席に立ったガキは、監督からカーブ狙いを指示される。だが、相手投手はストレートで押してきて、結局ガキは凡退してしまう。凡退したガキは表情ひとつ変えず「監督の指示どおりカーブを待っていたけど来なかった。悪いのは僕じゃない。監督だ」と言い放った。そりゃそうなんだけど。果敢に3塁を狙ったランナーはきわどいタイミングでタッチアウト。微妙な判定に激怒したランナーはベースを持ち上げたのち、ぶん投げて猛然と審判に抗議。ランナー、小学生なのに。
 このドキュメンタリーを見て思ったのは、アメリカという国は小学生のガキでさえも強烈に権利を主張してくるお国柄だということ。そして大人たちは当然のようにガキどもの権利を尊重する。
 監督が交代して今シーズンの楽天は完全にアメリカンナイズド。選手の権利など一切無視の野村からアメリカ人に変わったのだから、針が右から左に振り切れたようなものだ。
 選手の権利を重んじるアメリカ人監督にチェンジして最も恩恵を受けているのは岩隈ではなかろうか。「100球以上は投げたくないから降板する」と監督に言えば、岩隈の権利を尊重して「OK、OK」と言ってくれるのだから。ダルビッシュと岩隈の今年の完投数を比較すれば歴然だ。岩隈、合理的なアメリカ人監督のもとでのびのびしている。そして、選手たちが権利を声高に主張した結果が今シーズンの楽天だ。
 だが、言うまでもなくアメリカという国は権利だけを主張していればそれでいいという国ではない。そのことをきちんと理解している日本人メジャーリーガーは野茂とイチローぐらいではないか。この2人以外の日本人がメジャーで活躍できない理由はこのあたりにあると思う。権利と個人の尊重、合理的なシステム、というアメリカへの幻想。
 岩隈もこのあたりを履き違えている気がしてならない。ダルビッシュはメジャーでも通用するけど、ぬるま湯にどっぷりとつかってきた岩隈はつぶれる可能性が大きいと思う。
 J SPORTSのドキュメンタリーのクライマックスは選抜チームによる対抗戦。相手チームのピッチャーは、当たりに当たっているこちらのキャプテンが打席に入るとビーンボールを投げてきた。頭を直撃だ。うずくまり泣きじゃくるキャプテン。マウンド上のピッチャーはマウンドをならしながら仲間と談笑している。このピッチャーはインタビューで「あいつが調子に乗りすぎてたから警告しただけだよ」なんて平然と答えていた。小学生なのに。
 岩隈ってそういう部分のアメリカを知っているのかな。

9月のひまわり

        

泣き虫雄星、今いずこ

 楽天リンデン。金のためとはいえ、大嫌いな黄色いサルどもと野球をするのはさぞかしストレスだったことだろう。同情するよ。そしてさよなら。
 そんなことはどうでもいいが、野球少年まっしぐらの小学4年の我が息子、今年の春に5年生チームのレギュラーに抜擢された。親子ともども鼻が高いことだ。
 ところが、4年生と5年生では野球のスピードがまるで違う。6年生なんかは雲の上だ。44歳と45歳では、パワーとかスピードの違いなどまったくないのに、子供はたった1年の差がすごく大きい。息子は初めて大きな壁にぶつかり、すっかり輝きを失ってしまった。夏の大会のころにはなんとかスピードには慣れたようだが、それでも上位チームの5年生ピッチャー相手だとまるで歯が立たない。 
 レベルこそ違うが、高卒1年目からプロのスピードとパワーに順応して、バリバリ活躍する選手というのはケタ違いの怪物といえよう。だってまだ19歳だよ。ダルビッシュや中田みたいにプロ入り2年目以降に開花するのは当たり前のこと。もともと突出した才能の持ち主なんだから。
 稲尾和久の1年目の成績は21勝6敗、防御率1.06。稲尾の後を継いでライオンズのエースとなった池永は同じく高卒1年目で20勝をマークしている。堀内は開幕から13連勝して、投手タイトルを総なめした。堀内のライバルだった江夏は42試合に登板して12勝、200奪三振。我らがファイターズには17歳でプロ入りして20勝した怪童・尾崎行雄がいる。
 ここ最近で怪物ぶりを見せつけた高卒ルーキーは松坂。甲子園の決勝でノーヒット・ノーランを達成してプロ入り。初登板で155キロをマークして最終的には最多勝だもの、これは胸のすく怪物ぶりだ。松坂を最後に「すんげぇ!」という高卒ルーキーは現れていない。マー君も驚異の成績を残しているが、歴代の怪物の前では色あせてしまう。
 今年期待の怪物候補だった菊池雄星にはがっかりさせられた。155キロの速球で次から次と勝ち星を積み重ねる姿を期待していたのに、全然テレビに映らない。デーブ大久保に殴られたことが話題になったくらい。本当にがっかり。
 メジャーに入りたいと駄々をこね、記者会見でメソメソ泣いた雄星坊や。
 契約金1億円、年俸1500万円の彼に同情する必要はない。ファンは声を揃えて言うべきだ。
「おまえにはがっかりだ」と。
20001.jpg

        
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。