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「ハムきゅん+」に胸きゅん

 一番のお気に入りは人には教えない。自分だけの大切な宝物だから。でもファイターズファンのみんなへ今回は特別に教えてあげる。
 数あるファイターズファンのブログ。これまでいくつか面白いものを紹介してきたけど、実は最も好きなブログは内緒にしていた。それは「ハムきゅん+というブログ。クオリティの高さではこの「ハムきゅん+」がファイターズのファンブログの中では日本一だと思っている。書いているのはfrancheskaというブロガー。今回のエントリーは大好きなfrancheskaへのラブレター。

大好きなfrancheskaへ

 元気にしてる?最近、ブログを更新してないね。ダルビッシュの契約更改のことを書いたのが最後だから、もうずいぶんさぼってるぞ。いつもfrancheskaのブログを楽しみにしているから更新が待ち遠しいよ。
 今年のファイターズは楽しみだね。ダルビッシュは最高の仕上がりで開幕を迎えそう。もしかしたら開幕戦で160キロのストレートを投げるかもよ。先発投手は揃っているし、久は去年休んだ分、今年はやってくれそう。斎藤佑樹の活躍、ワクワクするね。ホフパワーとオビスポの新外人コンビもやりそうだよ。俺のお気に入りの金子誠は絶好調だしfrancheskaお気に入りの糸井はすごい成績を残す予感。中田翔はホームランを何本打つかな。小谷野と賢介も長い戦線離脱にはならないようだからよかったよ。
 今年は札幌ドームに来ないの?もし来れるなら、今年こそはすすきのでいっしょに飲みたいね。それとも俺がそっちへfrancheskaに会いがてら野球観戦に行こうかな。
 もうすぐ球春だ。シーズンが始まったら、またファイターズの話をたくさんしようね。ブログの更新を楽しみに待ってるよ。大好きだよfrancheska。
 がんばってね。

        
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斎藤どうでしょう

 もー、由規ぃ!ないわー!そりゃないわー!
 思うに由規、初回の中田との勝負でアドレナリンが大分泌して実戦モードに切り替わってしまったんじゃなかろうか。 
 さて、キャンプからオープン戦へとフェーズも移行して3月、いよいよ球春到来だ。話題性では斎藤の影に隠れていた澤村と大石が実力でスポットライトを浴びている。ダイナミックなフォームから重そうなストレートを放り込む澤村や大石に比べると、斎藤どうでしょう。斎藤にマッチする言葉は「無難」ではないだろうか。すべてを如才なく無難にこなすマルチな男という感じ。
 これが人によっては物足りないらしく、ファイターズファンの間でも「斎藤どうでしょう」論が静かに静かにくすぶっている。特に野球経験者に「斎藤どうでしょう」という声が多い気もする。あのー、さっきから「水曜どうでしょう」にかけてるんだからね。
 これを読んでいるみなさん、今、その場でピッチャーの投球フォームを真似してもらいたい。チェックしてほしいポイントは投げ終わったあとの右足の裏の位置。左足をキャッチャー方向へステップして投げたあとに、右足の裏を天井に向ければ向けるほど、体重が左足に乗ることがわかると思う。腕をフォロースルーしてから足の裏をきっちり上に向けると、体も左方向にぎゅっとひねられるのが実感できる。今すぐ試してみて。ほら、早く。
 右足裏を上に向けることで、エネルギーは体の右半分から左半分へ完全に移動し、さらに、ひねりによって、このエネルギーは腕から指先、ボールに伝わるわけだ。これが中学校の理科で習ったエネルギー変換の法則。だっけ?
 右足の裏をきっちり見せるというこの投げ方がベーシックな投球フォームだ。メジャーの投手で、投げ終わった後に右足が1塁方向へ流れる投手が多いのもこの理屈。体重移動とひねりがしっかりできているからああなるわけだ。松坂もそうでしょ?マエケンあたりが極端に右足の裏を見せているからわかりやすいかも。澤村、大石の豪快な印象も、右足の裏を真上になるまでひねり上げているのが最大の原因だ。
 斎藤のピッチングフォームに迫力が感じられないのはこの部分。斎藤のフォームはステップ幅が小さく、件の右足も申し訳程度にしか跳ね上げない。つまりすごく手投げっぽい。ストレートもなんか性格そのままの素直な軌道。
 だけどここまで4イニング無失点。なんとなく無難に抑えてしまっている。きのうは現在の日本球界最高の左打者である青木を難なく抑えてしまった。斎藤と対戦した打者からよく出てくるフレーズが「揺れる」という言葉だ。低目に制球された斎藤のストレートは揺れるらしい。これは打てない。バットに当たっても凡打の山だ。
 キャッチボールするみたいな迫力のないフォームで魔球を投げる斎藤。底知れない。ファイターズはとんでもない怪物を入団させたものだ。恐らく日本球界では、誰も斎藤の魔球を打てないだろう。
 連続イニング無失点記録は金田正一の64イニング。1試合7イニングずつ投げるとして遅くとも6月中旬に、斎藤はこの金田の記録を抜き去るだろう。
 まだ誰も気づいていないが、斎藤は恐るべき投手なんだよ。本当に。
 あと、故障者続出問題だけど、絶好調マックをセカンドにしてショートを杉谷にすればいい。サードは簡単なポジションだから小谷野が戻ってくるまで日替わりでしのげる。中田は三冠王になるんだし、糸井はさらに進化している。ホフパワーは久しぶりの大当たり助っ人。ダルビッシュは間違いなくキャリア最高のシーズンになる。たぶん25勝。久のきのうのキレキレストレート、見た?あんなの誰も打てないよ。今年のファイターズはどこよりも選手層が分厚い。悲観的になる要素は一つもない。ファイターズファンよ、ここぞとばかりに悲鳴を上げて騒ぎなさんな。ギャアギャアうるさいよ。今年は楽勝で優勝だから。

ファイターズの夜明けぜよ

        

怪物中田翔三冠王への道

 前回、今シーズンの中田はホームランを60本打つだろう、と書いた。謹んでお詫び申し上げ、ここに訂正したい。
 今シーズンの中田は、ホームランはせいぜい50本程度にとどまる。打率.360で130打点。おそらく三冠王を獲ると思われる。
 斎藤効果の余波で、今年は練習試合まで生中継で放送されている。ファイターズファンなら15日の阪神戦での中田の成績はご存知のとおりだし、カタギじゃない人はGAORAやHBCの生中継で中田のバッティングを見たかもしれない。そしてあの右中間へのホームランを見た誰もが確信しただろう。「怪物が覚醒した」と。
 去年、モデルチェンジして「なんちゃってブレイク」したときの中田は、バッターボックスに入ると膝を深く折り曲げ、ウンコを我慢している潰れたカエルみたいな構えをしていた。あのウンコスタイルで1ヶ月に9本のホームランをまぐれで打ってしまったものだからそのまま誰も何も言わなかったのだろうが、あれは明らかによくない構え。
 そのウンコ我慢スタイルが今ではきれいな自然体の構えになった。ほとんどの球はセンターから右へ美しいライナーで飛んでいき、内角の球は電光石火の一閃で理想的なラインドライブの軌跡を描く。もうウンコは我慢しない。
 虎ヘア、レクサス、光り物大好き、ということしか報道されなかった昨オフとは雲泥の差。引き締まった体で青白い殺気に満ちたスイングを見せる中田にマスメディアも沈黙せざるをえない状況になっている。
 日本プロ野球における歴代三冠王は7人。中田は今年、史上最年少という記録付きで8人目の三冠王になるだろう。
 今まで実際に見たことのある三冠王は中島治康以外の6人。その中では若いときの野村、全盛期の王貞治がタイプ的に中田と似ている。
 伝え聞くところによると、今年はダルビッシュもすごい仕上がりらしい。今シーズンはなんのストレスもなくファイターズは日本一になるだろう。去年、屈辱のシーズンを耐えぬいた甲斐があった。
 あ、そうそう。ファイターズ広報の畑中はさ、Twitterで逐一キャンプ情報を伝えてるけどさ、斎藤の写真をもっとアップしろ。ひねる必要ないんだよ。こういうときはどんどん乗っかるというのが商売の鉄則。それが球団のためになるんだ。斎藤はもうファイターズだけのものじゃないんだからさ。

コタン入り口

        

シーズン記録を塗り替える「持ってる」男たち

 斎藤佑樹の愛称が未だに決まらない。本人が「ハンカチ王子」を封印しちゃったもんだからマスコミ各社は対応に苦慮だ。大卒の青年に対して「佑ちゃん」もそぐわない感じがあるのか定着せず、かといって「斎藤」と呼び捨てするのも抵抗感があるのか、結局、現在、北海道のテレビ局は斎藤佑樹「投手」と呼んでいる。「稲垣吾郎メンバー」と同じ理論だ。
 さて、ファイターズファンは新戦力としての斎藤のことはもう気にしていない。活躍するのが当たり前だから。今シーズンの新戦力としてファイターズファンの誰もが最初に名前を挙げるのが、先日の報道ステーションでもピックアップされていた杉谷だ。俊足巧打のスイッチヒッター。
 と思って杉谷のことを調べたら、我がホームタウン練馬区出身じゃん。おまけに東練馬シニアで野球やってたんだ。中学校のときに同級生がたくさん入っていたぞ、東練馬。ちっとも知らなかった。今から本腰入れて応援するよ、杉谷。お互い、練馬から北海道へやってきた仲間だ。遠慮なくぶつかってこい。
 その杉谷は昨シーズン、イースタンリーグのシーズン安打記録を樹立、今年はプロに入って3シーズン目になる。
 高卒野手3年目のブレイクといえばイチローと同じだ。杉谷、持ってる。完全に持ってる。今シーズンは正遊撃手で200本安打、可能性は十分にある。スイッチヒッターで足もある杉谷は下手すりゃシーズン安打記録を軽く破る可能性がある。恐ろしい。しかし、そう考えるとファイターズの遊撃手は競争が激しい。でも世代交代のシーズンになるので、最終的には杉谷と加藤政の争いになるだろう。
 もう1人、ファイターズファンがブレイクを心待ちにしているのが大平。仲里依紗と同級生の大平。去年まではウィキの仲里依紗のところに、確かに大平の名前が載っていたが、今は削除されている。活躍しないからだよ、大平。今年は同期入社の中田翔とともに一気に爆発しろ。そして仲里依紗とテレビで共演して、ドームの始球式に仲里依紗を呼べ。仲里依紗に会いたい。
 そして大平と同期の中田翔。今年は間違いなくやる。去年のシーズンオフと比べてマスコミの報道する内容がまるで違うもん。
 高卒4年目で開花したスラッガーといえば、もちろん王貞治。王の軌跡を忠実にトレースする中田翔。持ってる。怖いほど持ってる。21歳なのにレクサスを乗り回している中田は、ホームランバッターとしての資質は王より上かもしれない。下手すりゃ今シーズンにも年間本塁打記録の55本を破る可能性がある。恐ろしい。
 キャンプ序盤の印象はそんなところだ。杉谷は220本安打、中田はホームラン60本。大平も、まあ100打点、30本塁打はいくだろう。
 
ガイジンだからかな

        

斎藤佑樹キャンプイン!

5時間って…
 
 もしかして、われわれファイターズファンは事の重大さにまだ気づいていないのではないか。少し悠長に構えすぎているのではないか。
 しばらくこのことを忘れていたが、今朝の「めざましテレビ」を見て改めてそう感じた。普段はファイターズなんていう地方球団は完全無視というスタンスの「めざまし」がトップニュースで名護から生放送。それも中村アナが現地張り付き。中村はレプリカユニフォームまで着てやがった。全国放送で出演者がファイターズのレプリカユニフォームを着ているのを見たのは2回目だ。1回目は一昨年の「Theサンデー」日本シリーズ特集で、北村弁護士が武田久つながりでしぶしぶ着ていた。
 移転以降、当然ながら北海道のテレビ局はファイターズを大々的に扱う。道民はその偏向報道ぶりにもう馴れている。今回の斎藤佑樹にしても、基本的に大騒ぎしているのは道内だけだろう、と思っている道産子ファンは多いのでは。
 だけど、今年のファイターズのルーキー・斎藤佑樹に関しては、どうやら日本中が注目しているらしい。ファイターズが巨人を差し置いて話題になることは有史以来なかったことだろう。ファンとしてはうれしいような、こそばゆいような。
 舞い上がっているのはファンだけではない。道内テレビ局は経験したことのない事態に暴走が止まらなくなっている。ここまで、ドラフト会議、仮入団会見、入団会見、入寮と、いずれもNHKを含めた大半の道内テレビ局が番組を差し替えて緊急特番を放送している。それも長時間の。
 そして今日。すでにTBS系のHBCとテレ朝系HTBは午後2時からぶち抜きで特番を放送すると宣言している。夕方の怪物情報番組「どさんこワイド」も当然「ミヤネ屋」からの流れで追随するだろう。ちなみに最近、宮根がダルビッシュとツイッターでやりとりをしてご満悦の様子だが、なんかイライラする。
 今までの経緯をみているとNHKも特番を入れてくる可能性はある。テレ東系のテレビ北海道はいつものように動かず。不思議なのはフジ系列のUHB。他局の特番をよそに韓流ドラマから「ガリレオ」という再放送ライン。実に面白い。UHBは「Fの炎」というレギュラーのファイターズ番組を放送しているくせに、今回の斎藤ブームにはやけに冷淡。基本的には夕方の「スーパーニュース」に丸投げという姿勢で一貫している。不思議だ。繰り返すが、実に面白い。実に興味深い。
 それにしてもキャンプ初日に5時間特番。紳助の「オールスター感謝祭」みたい。道内テレビ局の気持ちはわかるが労力の割りに見る人、あまりいないと思う。だって平日の午後だし。長すぎるし。

        

ハンカチ王子改め?

 父が京都人なので、子供のときは阪神ファンだった。昭和50年代の話。当時の東京は巨人一色。その東京で小学生が阪神ファンを貫くのは大変なことだった。贔屓の選手は藤田平。中村勝がリードオフマンで田渕が4番。遠井は晩年だった。ラインバック、ブリーデン、アルトマンあたりが助っ人。池辺、池田の池池コンビや佐野、榊原あたりが外野。江夏、古沢、上田がローテーション、山本和がクローザーに転向したのもこの当時のはず。ちなみに球史に残る、阪神コーチによる審判暴行事件もテレビ神奈川の中継で目撃している。あれは呆気にとられた。
 昭和50年代のタイガースは誠に正しいタイガースだった。夏までは勝ち負けを繰り返し、「死のロード」で一気に失速してシーズン終了というパターン。ファンは宿敵巨人を倒すことだけを夢見て弱小球団を応援し続けた。
 1985年。真弓、岡田、掛布、バース、佐野、平田、木戸といった選手が全盛期を迎え、タイガースは日本中を熱狂させながら一気に日本一まで登りつめた。
 阪神ファンを辞めたのがこの年。巨人戦でのバックスクリーン3連発をきっかけに阪神フィーバーが加熱、「にわかファン」が瞬く間に増殖するさまを見て、白けてしまった。それまではゆっくりと観戦できた神宮のヤクルト戦までプラチナチケットになってしまった。小学生のときから東京で、時にはイジメにあうほどの思いをしながらタイガースをずっと応援し続けてきた俺はなんなのだ、という想いが噴出し、黄色いメガホンをそっと床に置き、阪神ファンを引退したものだ。
 さて、斎藤を巡る大騒ぎ、親愛なる我が同志たちはどのように感じているだろう。具体的には、韓流スターや綾小路きみまろや氷川きよしと同じ目線で斎藤を追っかけている、ファイターズファンでも野球ファンでもないおばちゃんたちをどう思うか、斎藤1人を追いかけまわすワイドショーをどう思うか、ということだ。
 ファン心理というのは極めて繊細なもの。根底にあるのは独占欲と嫉妬。例えば、あるシンガーに目をつけてファンになる。まだ誰も知らない才能を発掘した喜びに浸っていると、そのシンガーがブレイク、ファンが急増する。この段階で古くからのファンは先住権を必死になって主張するが、そんなものはブレイクの大波に粉砕されてしまう。残るのはかすかな嫉妬だけだ。最近ではいきものがかりのブレイクでそんな思いを味合わされた。俺だけのものなのに、いきものがかり。
 斎藤をドラフトで獲得したとき、多くのファイターズファンはここまでの大騒ぎを予想していなかったのではないだろうか。だって、今までもファイターズはダルビッシュ、中田翔という大物を獲得してきたけど、こんな騒ぎにはならなかった。去年の菊池雄星だって特番なんか放送されなかったように思う。
 なんだかなあ、と思ってしまう。ファイターズファンの多くは、この狂騒にそろそろ食傷気味になっていることだろう。そして「斎藤は我らがファイターズの選手なんだけど…」というファンとしての軽い嫉妬。
 で、マスコミ諸兄は斎藤のニックネームを決めかねているようだ。斎藤ってすごくプレーンで、最もあだ名をつけにくいタイプだから無理もないけど。北海道のテレビを見ていると日テレ系のSTVあたりはてらいなく「佑ちゃん」呼ばわりしている。フジテレビ系のUHBは「斎藤投手」と呼ぶケース多し。
 そろそろ呼び方、決めようぜ。ハンカチ王子でいいじゃん!どうでもいいじゃん!斎藤は俺たちファイターズファンのものなんだからもうそっとしておいてくれよ!
 それにしても、プロのマウンドで1球も投げていない斎藤を巡る大騒ぎ。阿藤快の口調でもう1度繰り返すけど、なんだかなあ。
 
          

ダルビッシュ25歳5億円、俺45歳500万円

 経営コストで大きなウエイトを占めるのは人件費だ。これは労働単価が極端に高額なプロ野球の球団経営においては特に顕著だと思われる。
 北海道日本ハムファイターズ平成22年度の選手年俸総予算は25億円と推定された。現在の日本を取り巻く経済状況から鑑みて、来年度の予算も25億円だと思われる。予算を増額できる要素がないからだ。
 さて、きのうのダルビッシュの契約更改でファイターズ選手の来年度年俸総額は26億円を超えた。
 だが、ファイターズファンはすでにご承知のとおり、これは1年だけの時限予算だ。今シーズン、25億円を超えた部分に関しては24年度に帳尻を合わせる。つまり今季と来季の2年間で予算総額50億円にするということだ。
 こうした金勘定をしてみると、チームに残りたかった賢介が残留できた事情も見えてくる。ベテラン勢の相次ぐ大幅年俸ダウンの結果、皮肉にも賢介へ支払える余剰金が発生したわけだ。
 もしかしたら稲葉、信二、金子といったベテラン勢は今季限りで引退するかもしれない。そうすれば来季もダルビッシュに支払う報酬を確保できる可能性はある。だが、ダルビッシュは当然、今季も例年どおりの活躍をするだろう。そうなると今季のベースアップ幅から推察するに来季年俸は8億円に達するかもしれない。
 かつて落合が日本球界で初の1億円プレーヤーになったとき、「1億円」という数字が一流選手の証となった。現在はダルビッシュの5億円が基準となる。これ以上の高額年俸を支払える日本の球団は巨人と阪神くらいではないか。
 西武が涌井の年俸を露骨に抑えようと試みているのもこうした事情からだろう。あるいは12球団の経営サイドが申し合わせて選手年俸を抑制しているのかもしれない。そのスケープゴートが涌井だ。
 書いているうちにどうでもよくなってきた。人の財布の金勘定をしてもむなしいだけだ。やめた。

モスクで祈りを捧げる人たち

        

斎藤佑樹の初勝利は3月27日、初奪三振はナカジから

 稀哲、楽しそうだな。ラーメンマンになったりしてさ。俺たちのことはもう忘れたのか?さみしい。嫉妬に胸が焦がれる。
 屈辱のBクラスに終わったファイターズは嵐にしやがれな契約更改が続いている。戦犯として真っ先に責任追及されてしかるべき梨田監督に対しては、フロントも道民ファンも一切不問なところがなんとも解せないが、これが北海道ファイターズのチームカラーなのだろう。優しいね、みんな。
 ストーブリーグ前の予想では、嵐にしやがれな戦力流出も予想されたが、どうやら稀哲の移籍だけで収束しそうな気配だ。契約更改で大幅減俸となったベテラン勢が来季に復活するというのはあまりに楽観的な見方だけど、榊原、中田という投打の若手が台頭してきたし、賢介、糸井、小谷野、鶴、ダルビッシュといった選手たちは全盛期に入っている。これなら来季は間違いなく日本一になれるだろう。
 帯広TVスポーツ部の来季イチオシ選手は、野手では加藤の政。史上最も美しきショートストップ・日本のデレク・ジータ、金子誠は満身創痍だし、晩年の域に入りつつあるのは否めない。だからこそ来季は加藤の政にやってもらわなければ困る。本来は今シーズン、ポジションを奪うべきだった。金子もそう思っているはず。
 投手では八木。いい加減にしてほしい八木。嵐にしやがれな八木。来季もまたあーでもないこーでもないやったら、2年目のジンクスに泣いたサウスポー、ということで整理したほうがいいだろう。来季は15勝しろ。
 さて、斎藤ハンカチ佑樹。斎藤はギャラ、実績、大卒という年齢から、ローテーション投手で2ケタ勝利、新人王というのが最低ノルマとなる。雄星じゃあるまいし、これだけ大騒ぎして入団したんだから、できれば最多勝のタイトルも獲りたい。
 問題は斎藤がローテーションの何番目になるのかということ。ダルビッシュ、勝までは確定。問題は3番手以降だ。2年目のガイジン投手はどうか?今までの助っ人を見ても、2年目も同等の成績を残す投手は稀。稀の稀。というわけで3番手以下はケッペル、斎藤、八木、榊原、糸数、オビスポ、増井がしのぎを削ることになる。なんとも贅沢な投手陣。間違いなく日本一にはなれる。
 開幕の時点では、斎藤はローテ3番手となる。ケッペルが4番手。試合日程が根拠だ。斎藤は3月27日の西武戦に登板しなければ、地元デビューがなくなる。斎藤を札幌ドームでデビューさせない、というのは考えられないことだ。そして、27日に先発すれば3試合目の登板を楽天戦に持っていける。すなわち4月8日か9日にいきなりマー君との対決が実現する可能性もある。
 ちなみに、高卒ルーキーの松坂は開幕時ローテ4番手だった。斎藤がいきなりローテ3番手に入っても驚くことではない。梨田はケッペルや八木のプライドなんかこれっぽっちも考慮しない鈍感な指揮官だから、ニコニコ笑いながら斎藤を3番手に指名するだろう。
 ね?説得力あるでしょ?というか、これ以外の可能性は考えられない。
 斎藤ハンカチ佑樹が初先発、完封勝利という鮮烈デビューを果たすのは3月27日の札幌ドーム。できれば記念すべき初奪三振は現役最高の打者、ナカジから奪ってほしい。
 あー、楽しみ。

あ、おじさんだ。

        

ファイターズの知名度

 北海道のみなさん、きのう夕方の斎藤の仮契約記者会見の緊急特番って北海道だけだったらしいっすよ。北海道は全局、生中継に切り替わったけど。ま、どっちにしたって斎藤はファイターズには貴重な全国区の選手だ。
 こないだ阪神ファンの女性とお話したんだけど、彼女に「ファイターズの知っている選手の名前を言ってみ大会」をしたら「ダルビッシュしか知らへんで」と言われた。大阪弁で。言ってみ大会、すぐ終わった。
 そこで全国のセ・リーグファンに緊急アンケートしてみた。「あなたが知っているファイターズ選手を教えてください」。
 結果はファイターズファンにはショックなものだ。大半のセ・リーグファンはダルビッシュしか知らないんだよ。熱心なプロ野球ウォッチャーでようやく稲葉の名前が出てくる。中田、1年目で活躍すれば全国区だったのに、今や完全に忘れられてる。今回の稀哲移籍に関して、セ・リーグ系のブログにはけっこう「稀哲ってこんな選手らしいよ」的な記事が目についた。稀哲、セでは無名みたい。
 糸井とか小谷野とか金子誠とか、ガチで「誰それ」って言われたよ。
 ファイターズ移転にともなって道民がセ・リーグの野球から離れて5年ほど経つ。多くのセ・リーグファンがパの選手に疎いように、道民もけっこうセ・リーグの選手、知らないのではないか。そりゃ、いろいろ見ながらなら「知ってるよ」になるけど、今ここでセ・リーグの選手の名前、言ってみなよ、と言われて何人の選手の名前が出てくるだろう。広島のローテーションとか言える?特に物忘れが猛烈に進行している40代のファイターズファンに私は問いたい。
 そういう自分はどうか。試してみた。
 
中日
 日本シリーズ、かなり見たからさすがに覚えた。英智、岩瀬、落合監督。あと思い出せない。英智、書いたはいいが、読み方がわからない。

阪神
 真弓、北村、藤田平、佐野、遠井あたりは引退したんでしょ?藤川球児か。フルネームで覚えてる。あとマートン、今年覚えた。あ、城島がいる。

巨人 
 ラミレス、阿部、高橋由伸、坂本。けっこう知ってる。ピッチャーはクルーンと東野と内海。エースが誰かとかローテはわからない。

ヤクルト
 青木。松岡とか安田とか大杉とか若松とかなら知ってるけど、今の選手は知らないなあ。青木しか出てこない。

広島
 外木場とか衣笠、山本浩二、水谷。赤ヘル旋風時の選手なら出てくる。ライトライトルね。今の選手はマエケン、天才前田。栗原か。

横浜
 番長の三浦。内川、村田。シピンは移籍したんだよね。

 そんな感じでした。知らなすぎる自分に泣けた。勉強しますね。あと、セ・リーグファンのみなさま、忘年会ネタとして「古今東西ファイターズの選手の名前」やってみてください。

練習場

        

さよなら、稀哲

 横浜への入団を表明する稀哲は晴れ晴れとした表情に見えた。

 攻守にわたりスピード感にあふれたプレーをする稀哲は新生ファイターズの黄金期を支えるにふさわしいリードオフマンだった。
 稀哲といえばドラゴンボールのピッコロに扮した写真がすぐに引き合いに出される。稀哲=パフォーマンスという枠組みで、だ。稀哲は今回の移籍に際しても、パフォーマンスが自分に課せられた役割りなので横浜でもやる、ということを暗に匂わせている。
 だけど、稀哲の選手としての価値はパフォーマンスではなくて、攻守に渡るキレのあるスピード、パンチの効いたバッティングにあることを道産子ファンは知っている。パフォーマンスは新庄のものであって、稀哲は道具として使われたに過ぎない。稀哲がパフォーマンスに積極的ではないことはファンなら誰でも知っている。
 稀哲は深く、暗く、静かに思考するタイプの選手だ。新庄引退後は、元来は向いていなかったパフォーマンスをほとんど行わず、アンダーシャツのネックの部分にはハングル文字の刺繍を入れた。あのハングル文字について、北海道のファンは見ないふりをしているが、たとえばネット空間でどのような評判になっているのかは「森本稀哲 アンダーシャツ ハングル」で検索してみればいい。この国で稀哲がアイデンティティを保つために下した決断の重さが理解できる。そして、札幌ドームへ野球を楽しみに来ているファンに民族問題を突きつけるような、明るいパフォーマンスとは対極にあるシリアスな側面が稀哲という選手の本質でもある。
 ファイターズが常勝軍団になるとともに稀哲も日本を代表する1番打者に成長した。明るいチームカラーの中でのびのびとプレーする、というのが内向的になりがちな稀哲にとってはベストな環境だったのかもしれない。
 監督が梨田に交替してから稀哲を取り巻く状況は一変する。梨田という男は、今シーズンの武田久の起用法でも顕著になったが、選手のプライドというものに無頓着な人間である。無頓着というよりも、そうしたことに気を配れない鈍な人間なのかもしれない。
 稀哲は梨田の最初の犠牲者になった。梨田は、ファイターズ不動の1番打者という稀哲の特権を奪い、バントのサインを出し続けた。昨年の日本シリーズではチャンスで稀哲に代打を送っている。札幌ドームでの日本シリーズという舞台で代打を送られた稀哲の屈辱的な気持ちを梨田は汲み取ることができない。
 余談になるが、来シーズンは金子誠と信二が、稀哲や久と同じ目にあう気がしてならない。
 ともすれば内向きになる稀哲という人間には広い北海道が合う。思いっきりボールを追えるセンターというポジションが合う。力いっぱいバットを振って全力で一塁へ走るトップバッターという打順が合う。
 この2シーズン、稀哲はこのうちの2つを奪われた。翼を失くし沈み込む稀哲の姿をファンはじっと心配しながら見てきた。だから、今回の彼の決断には素直にエールを送るしかない。
 ファイターズの黄金期を支えた北海道のリードオフマン、稀哲。道産子は新天地での彼の活躍を祈ろう。 

 さよなら、稀哲。
 
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